暴かれる散財の日々
竹森氏 金田(南野陽子の夫)は、合計約9000万円を、自身が実質的にオーナーを務める社会福祉法人から横領しました。約2000万円が社会福祉法人の貯金、約7000万円が利用者の介護保険報酬をファクタリング(債権買取り)して得た金です。つまり、介護保険報酬を売り飛ばしたのです。
ーー9000万円もの大金を、金田は何に使ったのか?
竹森氏 金田は、最高級外車であるロールスロイスに乗り、ほぼ毎晩銀座で飲み歩いていました。特に、銀座のクラブSのRママにどハマり。土日のどちらかのデート時には、私や、金田の運転手で元警視庁刑事の迫丸卓哉氏(今回、金田と一緒に逮捕)が付き合わされてました。
過去に、銀座のママとの不倫、隠し子騒動がマスコミに報道された際に南野陽子さんに、「今度、銀座で飲んだら即離婚」と言われていたそうなんです。愛人のママといるところを仮にマスコミに見つかっても、私か迫丸の相手だと言い訳しようとしていたのでしょう。
もちろん帰りには金田とママは2人っきりでロールスでママのマンションに消えて行きましたが(笑)。
ーー金田から9000万円も注ぎ込ませた銀座のママは、それほど魔性の女なのか?
竹森氏 いえいえ、金田はママ以外にも複数の愛人がいました。例えば、ロールスは南野陽子に内緒で買っていたので、自宅とは別の築地のマンションに停めていたのですが、そのマンションは、ヨガのインストラクターをしている10年来の愛人Tのために、金田が借りてあげていたものなんです。そして、この愛人は事件となった今回の社会福祉法人誠心会の理事長に就任しています。
この愛人Tとの交際中に、隠し子騒動で話題となった銀座のAママや、セクシー女優のMと交際していていたのですから、女に溺れて金を失った典型的なパターンです。
これら2つの動画を見てください。
これは逮捕前に、金田と迫丸が、銀座のクラブSで飲んでいる様子です。金田の隣で着物を着ている女性が、Rママです。
お気づきになりますか?
ドレスコードがあり、上着は必ず着用しないといけない銀座の高級クラブで、金田と迫丸はTシャツです。Tシャツで銀座の高級クラブで飲めるのは俺だけだと金田は豪語していました。これだけの特別待遇を受けるのは、店にとって金田が大金を落とす超VIP客であったということです。
金田と南野陽子、そして矢島人脈
話を聞けば疑問が生じる。金田の詐欺の手口とはどのようなものだったのだろうか? そしてなぜ南野陽子は金田と別れないのであろうか? 南野陽子は今年の1月にカンボジア親善友好大使に政府から任命されているが、もしかして裏の力が働いているのではないか?
これらの疑問についても竹森氏は詳細に語ってくれたが、これらは翌日以降、スクープ記事として本サイトで公開することを約束しよう。
改めて言う。ここに1冊のノートがある。デスノートと題されたこのノートには、日本最大のフィクサー・大樹総研の矢島人脈によって竹森氏が出会った人物らの悪行が記されている。
竹森氏は彼らをひとりずつ、捜査機関に告発していくことを固く決意している。
実在するデスノート。
スケバン刑事の夫の逮捕は、まだ序章にすぎない。
取材・文/北原信二