乗客に日本人がいないのに大々的に報道されているタイタニック号見学潜水艇行方不明事件。どうやら日本人は金持ちが不幸な目に遭うのが好きなようだ。
テレビで連日扱われているタイタニック号見学潜水艇行方不明事件。
現地時間6月18日、アメリカの有人潜水艇タイタンが、大西洋に沈むタイタニックを見学するために潜水を開始。潜行から96時間経っても消息がつかめなくなっている一件だ。
参加費が3500万円と高額なため富裕層しか乗っておらず、その安否が日本中で注目されている。
貧乏人のやっかみをメディアが察知
しかし、なんとも奇妙な熱狂である。
というのも、乗った5人の中に日本人がいないのだ。
ザ・イエローモンキーではないが、世界の事件が日本のニュースとして報道されるのは、日本人が事件に巻き込まれた場合がほとんど。このような日本人が被害に遭っていない事件が、ワイドショーのトップにくるのは異例中の異例である。
これには日本人の総貧困化が影響しているだろう。
SNSでは、「潜水可能な水深のメートルとフィートを誤っていたのではないか?」「タイタンがゲームのコントローラーで操縦していた」などのツイートがバズ。
まるで、金持ちがアホな死に方をするのを楽しんでいるかのような様子が散見されるのだ。完全に負け組の思考と言わざるを得ない。
テレビは国民を映す鏡。
局側もこうした国民の僻み根性を理解して、日々ニュースをチョイスしている。
タイタンの事件が大きく報道されたことで、日本人の総貧困化が証明されてしまったと言えるのだ。