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牧野真莉愛が涙するモー娘。加入当初のマネージャーの記憶

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「メンタル的にもボロボロで」

3月8日放送の『モーニング娘。’23 牧野真莉愛のまりあん♥LOVEりんですっ♥』(CBCラジオ)にて、牧野真莉愛が涙を流すシーンがあった。

それはLOVEりんメールという、リスナーからのメールを読み上げるコーナーでのこと。届いたメールの文面は以下のようなものだった。

「先日、モーニング娘。が特集された『The Day』をみました。特に印象的だったのはやはり後半の真莉愛ちゃんのインタビューでした。『モーニング娘。に入って変わったこと』という質問で、真莉愛ちゃんが真剣に答えて涙ぐんでいる姿からモーニング娘。に対する真剣な思いが伝わってきて、ますます真莉愛ちゃんのファンになりました。これからも応援しています! 頑張ってください」

『The Day』とは、1月28日にCS日テレプラスで放映された、モーニング娘。’23の3時間特番のこと。最初から最後まで各メンバーの単独インタビューで(ときどき対談)、テレビ番組の場とは思えない(まるでファン向けのDVD MAGAZINEのような)大胆すぎる構成だったわけだが、その牧野真莉愛のインタビューについての感想メールだったわけである。

その『The Day』で牧野真莉愛は、「モーニング娘。に入って変わったこと」という質問に、『そうじゃない』で初めてセンター曲をつんく♂に作ってもらったが、ターニングポイントだと語り、「その歌詞が自身の母親よりも牧野真莉愛の心の奥まで見られてる気がした」と振り返った。

『そうじゃない』の「右からね左へスルーだな」という歌詞が特に印象的だったらしく、「メンタル的にもボロボロでしんどかったんですけど、色々言われてわかんなくても、右から左へスルーしていいんだってその歌詞で思ったし、みんなはそう思ってるけど自分はそうじゃないって思うモヤモヤしてる部分が曲としてきたので、見透かされてると思いました」と、涙をボロボロ流して語っていた。メールを送った人も、これに感動したというわけだ。

その頃のマネージャーが厳しかった

ラジオでは、そのテレビでの発言を補足するように、当時のことをさらに振り返った。

「(モーニング娘。に加入して)大変なことも多かったし、入ってからの3年が一番夜眠れなくて、嫌なこともあって、怒られることがすごく多かったけど、でもそこを頑張ったら今楽しいよと教えてあげたい」

モーニング娘。にはオーディションからそのまま新メンバーとして加入する者も多いが、牧野真莉愛は研修生として2年間下積み期間を積んでから加入している。それでも牧野真莉愛はモーニング娘。に入ってから覚えることが多く、当時を思い出して涙するほどに苦労してきた。

「この加入してからの3年間で、特に苦しかったのは?」と、いつも牧野真莉愛を困らせる質問をするディレクターからそう聞かれると、「『Oh my wish!』の時かな。そのMVの時に、真莉愛がうまくできないのとか色々ありすぎて、怒られたことが多かったの。『スカッとMy Heart』『冷たい風と片思い』の時もすごい怒られたイメージがある」と振り返った。牧野真莉愛が先輩の映像を勉強として観てきてなくて、おそらく練習直前に急いで確認していた時に、当時のマネージャーから「それでなんでいまやってるの?」「いま違うことできるよね」と注意されたとか。撮影前にご飯を食べて怒られたことも。

『ザ☆ピ~ス!』をちゃんと練習してなくて、牧野真莉愛のセリフの部分が別のメンバーに変更になったことも。「次は頑張ろうと思ったら『歌割ちがうじゃん!』ってなったのがあったかな」ちなみに後日、その歌割は牧野真莉愛に戻ったようだ。

「そういうのが3年間の中で多すぎて、しんどかったけど、でもモーニング娘。のことを嫌いになったことはないし、怒られてよかったと思うこともある」と、声を震わせながら語った。当時のマネージャーはおそらく、いっちぃ~という女性。敏腕マネージャーとして知られ、モーニング娘。を経てアンジュルムの担当に移ったと言われている。

当時のマネージャーに関する思い出はまだまだあるようで、こうも語った。

「撮影の時に、なんか寒いですとか暑いですとか、外部の仕事の人が気にかけちゃうからあんまり言わないようにしたほうがいいよねと最初に教えてもらったの。そういうのもすごく大事で、今のマネージャーさんはそういうのって教えられないと思うんですよ。その当時のマネージャーさんは教えてくれたから、今の真莉愛はそれを大事にしてけっこうできていて、偉いよねって言われることも多い。今入っていたら、多分真莉愛はできてなかったと思うから、その時に教えてもらってよかったと思うことはすごく多い」

当時のマネージャーからは厳しいことも言われる反面、人として大事なことも教わってきた模様。メンバーがマネージャーについてここまで熱く語るのは珍しいように思う。当時を思い出して泣くくらいだから、どちらかと言うとパワハラな側面も皆無ではなかったのだろうが、牧野真莉愛の発言を聞けばいかに彼女を慕っているかがよくわかる。牧野真莉愛にとっての当時のマネージャーは様々な感情が沸き起こる相手だったのだ。

 

文/夢見る680歳
写真/2022年8月31日・SHIBUYA TSUTAYA・『牧野真莉愛全集2018-2022』発売記念イベント

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