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フィフィ:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載18

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第18回 フィフィ

「ちんぽっぽ! ちんぽっぽ!」

私のスマホには、半狂乱にそう連呼する女性が映っていた。同じくちんぽっぽ大好きである私は多大な共感と多少の恐怖で思わず見入ってしまった。Xのおすすめ欄に突然流れてきたのだが、よく見るとそれは外国人タレント、最近は保守系政治発言で有名なフィフィ女史であった。

ご存知の方もいらっしゃると思うが、私の実家は共産党員で(借金取りに追われた時に泣きつけば何とかしてくれたからという話)、私は赤旗を子守唄代わりに寝かしつけられ、メーデーは正月よりも重要な日という認識、天皇制反対と口にすればその是非よりも子宮に包まれたがごとく安らかな気持ちになる、そういう人間に育ってしまった。考えてみれば私がフケデブ専ホモになったのも、スターリン、毛沢東、ポル・ポト、宮本顕治という諸氏を憧れの眼差しで見ていたからかもしれない…これ以上書くと執筆先が異様に狭まってしまうので止めておこう。

そんなリベラル寄り、というよりもアカである私のところにフィフィのポストは全く流れてこなかった。ここしばらく彼女はネトウヨのアイコン、は言い過ぎで、保守系論者として名を馳せているからである。ぬるいリベラル寄りのパヨクポストとホモの露出しか並ばない私のおすすめ欄には表示されなかったのだ。エコーチェンバーというやつである。

そんなパヨクとホモの海に突然流れてきたのが件の動画だったのだが、ちんぽっぽに続いて彼女が泥酔しながら(ムスリムだったと思うが違うのだろうか)半泣きで吐露した心情には多少胸が詰まってしまった。

曰く、「あたしがコテで一生懸命髪を伸ばしてるのは! 昔、好きな人に髪がチリチリだなって言われたから! 日本人はそういう日本人なんだよバカ! どうせ私はブスだから!」

私もチリチリのブスだからわかるー! 陰毛ブスってつらいよねー! いや、そうではなく。

 

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