今夏にフランスの少子化対策を学ぶと称してフランスまで研修旅行に出かけた自民党の女性議員たち。慰安でも観光でもいいですが、焦点を当てるべきはそもそもフランスの少子化対策に意味があるのかって話でしょう。少子化対策で本当に話を聞きに行くべきは、仁藤夢乃さんなのです。
フランスの少子化対策など参考にならない
松川るい氏と今井絵理子氏の両参議院議員を筆頭に自民党の女性議員たち38人が参加したフランス研修旅行が行われたのは2023年7月下旬のこと。成功していると言われているフランスの少子化対策を学ぶという名目だったようですが、エッフェル塔の前で撮った浮かれた写真をSNSで公開したことをきっかけにこれが大炎上。とはいえ正直、子どもまで連れて観光気分で研修旅行に行こうが行くまいが、そんなことはどうでもいいんです。
そもそもフランスの少子化対策を参考にするというのが大きな間違いです。確かに2020年のフランスの出生率1.83に対して、日本は1.34なので大きな開きはあります。しかしフランスの出生率にはトリックが隠されています。フランスでは外国人同士のカップルが子どもをボコボコ作るから出生率が高いだけで、純粋なフランス人同士の出生率は日本と大差ありません。
つまりフランスの出生率は移民によって支えられているにすぎません。ですから仮にフランスの少子化対策を参考にするというなら、移民をどんどん受け入れればいいだけです。なんならフランスの3倍くらい移民を入れれば、出生率も2.0超えちゃうんじゃないでしょうか。簡単です。
しかし、さすがにそれでは治安の悪化が心配という声もあるでしょう。そこで移民に頼らずとも確実に出生率が上がる政策を提言させていただきます。