巨人の起爆剤になる可能性
過去に本塁打王を3度獲得、先日のWBCでも活躍した西武ライオンズの山川穂高が無期限謹慎中。球界屈指のスラッガーが試合に出られない事態となっている。
ことの発端は「文春オンライン」が報じた強制わいせつ事件。
記事によれば、山川は知人の20代女性に膣内から出血する怪我を負わせたとして、昨年に事情聴取を受けていたという。さらに、そのことを球団に報告しておらず、WBCにも出場していた。
マスコット的キャラクターで好感度も高かった山川だけに、この報道は大きな衝撃をもって受け入れられている。
気になるのが山川の今後の処遇である。
なんと、球界でささやかれているのが、読売ジャイアンツへの移籍だという。
「巨人は今シーズンも不調で、2年連続のBクラスが現実味を帯びています。人気監督の原さんもクビが規定路線。さらにエースの菅野智之もここまで登板ゼロという有様です」(スポーツ紙関係者)
さらに、中心選手の坂本勇人も「けつあな確定」スキャンダルや加齢による成績低下で、その人気に陰りが見えている。来シーズンに向けて、巨人が人気選手を欲しているのは間違いなさそうだ。
「実は球団幹部はかなり焦っています。というのも、巨人軍は90年近い歴史の中で3年連続Bクラスを経験したことがないのです。多少問題がある選手でも、チームを勝たせてくれるならなんとしてでも獲得したいというのが、上層部の本音でしょう」(前同)
31歳とまだ若く、年棒も2億7000万円(推定)と実績の割に格安な山川は、市場に出れば人気銘柄。しかし、素行が気になるところだが……。
「中田翔の成功が山川獲得の後押しになっています。中田は日ハムで暴力事件を起こし球団から追放されましたが、巨人移籍後は以前の凶暴性はなりを潜め成績も向上。うるさがたのOBや阿部慎之助ら怖いコーチ陣が目を光らせているので、問題児の更生は巨人の得意とするところなんですよ」(前同)
なるほど、確かに山川の電撃移籍は十分にあり得そうだ。
3番坂本、4番中田、5番、山川の「夢のお騒がせクリーンナップ」が見られる日も近い?
文/編集部
写真/野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイトより