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楽しんごインタビュー ドドスコしてられない壮絶人生

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ラブ注入♡誕生秘話

現在、楽しんごさんのメインの仕事はマッサージ師だが、実は15歳の時からマッサージ師として働いている。

「もともとお父さんのマッサージをずっとやってたんだけど、親戚のおじさんにやってあげたらすごく喜ばれてプレゼントを買ってもらえて。こんな短時間でお金もらえるマッサージってすごい、と思って接骨院で働き始めました」

マッサージ師をしながら、素人枠で『笑っていいとも!』『嗚呼!バラ色の珍生!!』などのテレビ番組に出演した。

その後、父親に『毎月給料もらえる仕事をしろ』と言われ、日本石油に入って3年ほど真面目に働いた。

「タウンページでアイドル事務所がタレントの募集してたんです。履歴書送ったら受かっちゃった。アイドルになれると思ってたら、Vシネマでピストルとか刀持たされて、あれ? 何してるんだろう? って……」

福建省から来た不法入国者の役や、北朝鮮人の役などを演じた。2005年の映画『殴者 NAGURIMONO』では、玉木宏、水川あさみなどと共演した。

「でも全然暴力的なキャラが自分に合ってなくて、監督にめちゃくちゃ怒られました」

その頃、世の中には『エンタの神様』『あらびき団』などネタ見せ系のお笑いブームが来ていた。

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「お笑いブームの波に乗ろう!! と思ってオーディションを受けました。お笑いには全然興味がなかったし、お笑いの基礎もなかったんですよ。番組スタッフにブリッジ(連続するショートコントの間に挟む定番ギャグ)を作りなさいって言われて。当時よく行ってたホストクラブで『ドドスコスコスコ酒注入』っていうのやってて、それをパクって『ラブ注入』にして。元々は釈由美子さんの真似とかしてたんですけど、それじゃダメだって。『東幹久に似てるよね』って言われて興味なかったけど真似したら、ブレイクしました。僕、直感型なんでじっくり考えると滑るんですけど、急に思いつくと受けるんですよね!!」

お笑いをはじめた頃所属していた芸能事務所はケイダッシュステージだった。

「マネージャーさんが怖くて合わないなと思ってて、辞めたいなと思ってたら気持ちが伝わっていたみたい。『辞めていいよ。普通は事務所辞めたあとはテレビ出られないけど、そういうのウチはないから』って言ってくれて。辞めたらすぐに吉本さんが『明日からどうです?』みたいな感じで来て、そのまま吉本に行ったらめちゃくちゃゴリ押ししてくれて、いきなりブレイク」

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