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大麻が蔓延する沖縄中学生のリアルな声「ママの友達でシンナーを吸っていた人が全員ヤク中じゃないでしょ」

社会
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Rちゃんは、Rちゃんの女友達、Rちゃんの彼氏、その彼氏の友達(プッシャー)の4人で、那覇市内の繁華街に飲みに行ったという。女友達が彼氏の友達に恋をしているから、2人の交際を促す目的だった。バーに着くやいなや、彼氏の友達はお酒を飲まずLSDをキメてしまう。バーでの様子がおかしい彼はすぐに帰宅させられた。

しかし、Rちゃんたちがその後バーを出て繁華街のメイン通りを歩いていると、下半身裸で自慰行為をしている彼氏の友達を発見してしまう。女友達は、好きな人の恥ずかしい姿を目にして泣き出す。Rちゃんの彼氏は、すぐに友達を捕まえてタクシーに乗せホテルに向かった。

これがことの顛末だ。中学生が語る話とは思えない。

「彼氏の友達は記憶なかったって(笑)。大麻だけにしておけばいいのに」と、Rちゃんはケロっと笑っていた。

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暴力団組員すらも危機感を持つ

筆者が中学生の大麻蔓延に気づいたのは、昨年の4月頃だ。冒頭に出てきたKちゃんが「他校の友達が大麻を吸ってる~」との話をしていたからだ。ちょうど沖縄県内の新聞で、高校生が大麻の所持で逮捕されるニュースがあった時期と被る。

その時取材した高校生から聞いたのは「X(旧Twitter)でプッシャーを見つけて、テレグラムで連絡をとって買う」というものだ。売人らしきアカウントを見ると、カラフルな絵文字が並ぶ。ブロッコリーの絵文字は大麻の隠語だ。Xからテレグラムのリンクに飛ぶと、「本日入荷 ジョイント1本3500」などの投稿が流れていた。これに個人でメッセージを送ると売買が成立する。

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ブロッコリー以外にも蜂蜜、バツ、虹、氷の絵文字があった。身近に売人がいるRちゃんいわく、蜂蜜は液体大麻(ワックス)、バツはMDMA、虹はLSD、氷は覚せい剤の隠語だという。

背後に暴力団が絡んでいる薬物が中高生の身近なところにあることについて、現役の暴力団組員はどう思っているのだろうか。ある暴力団組員に話を聞いた。

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