第4回 【僕が蓮舫を支持するワケ】【シンプルでバカな振る舞い】【政治家になるメリット】
7月7日投開票の東京都知事選。この雑誌が発売される頃にはとっくに結果も出ていて、現職の小池百合子東京都知事の三選が間違いないみたいだが、僕は今回の都知事選では、小池知事でも、元安芸高田市長の石丸伸二でもなく、立憲民主党や共産党の支援を受けている蓮舫の支持を決めて、選挙戦の渦中の6月28日、X上に次のように投稿してみた。
<僕は蓮舫に連帯します! 蓮舫支持者の皆様、はじめましてですが、よろしくおねがいします! 共に戦いましょう。>
「どうして箕輪が蓮舫を?」と不思議に思った人も多いかもしれないが、この言動にはもちろん理由がある。
実は、蓮舫を熱心に応援してる人たちに対しては常日頃疑問を抱いていたので、「僕にできる彼らが一番嫌がることは何か」を考えた末、「僕が蓮舫さんの支援を表明すればいいんだ!」との妙案が浮かび、すぐさま蓮舫支持を表明したのである。
しかし、日ごろから連帯や多様性を叫んでいる蓮舫支持のリベラルな人たちからはこの投稿すらも攻撃の対象となったみたいだ。結果的には、立憲の米山隆一衆院議員をはじめ、多くの人たちから叩かれる羽目になってしまった。
政治や選挙に対して著名人がSNS上で一言でも意見を言うと、意見が異なる人たちからの暴言をはじめとした理不尽な攻撃にさらされるのはいまや当たり前になっている。
しかし、これって異常なことなのではないだろうか。