自民党和歌山県連が催した懇親会で、露出の多い女性ダンサーが余興に出演したことが批判を浴びています。国政政党の催しでそういったショーが行われるのは論外として、性的なものはすべて社会から排除されるべきなのでしょうか。
第7回:不適切なダンスショー
昨年11月の自民党青年局近畿ブロックの懇親会で、過激なダンスショーが催されたことが、世の話題をさらっています。勿論非常に不謹慎ですし、立憲民主党の私から見ればこれは敵失、自民党の皆さんがバッシングを受けることに、何の異論もありません。
一方で、胸に手を当てて我が身を振り返り、自らも全くの潔白かと聞かれると、正直にそれはそうでもなく、1998年一世を風靡した(?)「大蔵省職員ノーパンしゃぶしゃぶ接待事件」では、当時医者だった私は、お薬屋さんから誘われて、医局の有志でそろって、大蔵省職員がご接待を受けたのと全く同じお店で、しゃぶしゃぶをごちそうになったことがございます。
また、やはり医師時代に、シカゴで行われた大きな学会に出張した折、現地に留学している日本人医師の御案内で、日本人医師有志でそろって今度は自費で、「トップレスバー」に遠征し、“Absolutely No Touch(絶対に触っちゃダメ!)”という英語の掲示があちこちに張り付けられた妖艶な店内で、アメリカンサイズのバストを惜しげもなく振り回す素敵なお姉さん方にビール片手に声援を送り、自民党青年局の皆さん宜しく1ドル札(ケチですみません…)のチップを次々とお渡しした経験も、実際ございます(その後医局の男性医師の間で“Absolutely No Touch”が結構流行りました)。
社会の全員が常に清廉潔白な世の中は存在しえない
男女同権時代にこんなことを言うと大変恐縮で怒られそうですが、時にそういう男子校乗りのバカ騒ぎが、男性にとって楽しいことは否定できません。