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ネットの誹謗中傷はどこまで許される?:米山隆一連載3

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ネットで誹謗中傷にさらされていた芸能人が自殺し、改めてネット上の言論が問題になりました。弁護士でもある米山隆一衆議院議員が、ネット上での発信に関して思っていることとは。

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第3回:ネットの誹謗中傷はどこまで許される?

推測ではありますが、ネットでの誹謗中傷も一つの原因となって、若いタレントが自殺したと報じられました。これに対して自民党の議員が「侮辱罪等の刑法犯に該当する者はすべて逮捕すべきだ」という旨のツイートをして議論を呼んでいます。

また、れいわ新選組の大石共同代表が、ジャーナリストの伊藤詩織さんと元TBS記者の山口敬之氏の性暴力訴訟に関連して、山口氏に対して「人を暴力で屈服させようと思い上がったクソ野郎」「計画的な強姦を行った」と投稿したところ、「クソ野郎」には侮辱として22万円の賠償が命じられましたが、「計画的な強姦」については「前提事実が真実の公正な論評」として違法性を否定する(賠償の対象としない)一審判決が下されています。

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読者の皆さんも、正直時折SNSで、政治家、有名人、一般の人の悪口を書いてしまうこともあろうかと思いますが、それは何処迄許され、何処から、賠償、更には刑事罰の対象となるのでしょうか?

結論から言うと、「民事訴訟を提起されたら賠償を命じられるハードルは思われているよりかなり低い」です。

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