レベルが違う浦和レッズサポーターの民度
阪神ファンは試合に負けても、相手チームのヒーローインタビュー中に嫌がらせで六甲おろしを大声で歌い、メガホンをグランドに投げ入れるのが関の山です。
対して浦和レッズサポーターはレベルが違います。レッズが不本意な負け方をした場合は、レッズ選手たちの乗るバスを取り囲んで選手たちに直接怒りをぶつけますし、それだけでは済まず相手チームのバスも取り囲み、外国人選手に差別的な発言をするなど、モラルどころか、もはや人権侵害です。
2014年には、サポーターが「JAPANESE ONLY」などという人種差別的な横断幕をスタジアムに掲げたことで、Jリーグで一番重い処分とされている無観客試合の罰則がレッズに下っています。
サポーターがやらかすたびに、レッズにはJリーグから制裁金や罰金が課されており、少なくとも金銭面ではチームの足を引っ張っていることは間違いありません。
極めつけが、今年の天皇杯4回戦の名古屋グランパス戦です。0-3で敗れたことが余程納得いかなかったのか、試合後にレッズサポーターが名古屋の横断幕をはがすなど暴徒化して大暴れ。100人以上がグラウンドなど立入禁止エリアに侵入。警備員を押し倒したり、柵を破壊したりする暴力行為に及び、警察や消防が出動する事態となり、結果、浦和レッズは2024年度の天皇杯の参加資格を剥奪される憂き目に陥ったのです。
再度、言いますが確実にチームの足を引っ張ってます。
少なくとも阪神ファンのせいで、タイガースに罰金が課せられることはありませんし、タイガースの日本シリーズ出場資格が、剥奪されることもありえないでしょう。
阪神ファンと浦和レッズサポーターでは、正直、民度のレベルが違うのです。これはそのままプロ野球とJリーグ、野球とサッカーの民度のレベルに置き換えても間違いありません。
つまりサッカーのサポーターとか、常識が通じないし、何するかわからないから近づくべからずって話なんですよ。
文/尾崎忠吉
写真/Wikipediaより(撮影/Chris Gladis)