『地獄に堕ちた教師ども』や『私はバカになりたい』というそもそも『ガロ』という雑誌を知らないで、近年の芸能仕事はバカにされて笑われるだけで漫画より全然もうかると割り切って手抜きしてる蛭子さんに金出す人のほうが全然変態度は高いと思います。
話戻り。ちんき堂なる古書店で年に一度10年やってるファンとの集い、交流の場でもある「根本まつり」で、熱心なファンの方々と接するに実感するのは、富(銭、稼ぎ、タワマン)や名声??(TVでただで楽しめる有名人)では全く足元に及びませんが、でもどちらがシアワセ或いは結構なことかといえば、そりゃあ前述ちあきなおみの歌詞に出てくるスターの元へ通り過ぎて行かれる私のほうがまあまあ…。
と、今回はこの辺で終わります。
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PROFILE:
根本敬(ねもと・たかし)
特殊漫画家、エッセイスト。1981年に、『月間漫画ガロ』で漫画家デビュー。代表作に、漫画では『生きる』『怪人無礼講ララバイ』『龜ノ頭のスープ』、活字本では『因果鉄道の旅』『人生解毒波止場』など。