「明るみに出た蛮行は、想像を絶するものでした。共演者の未成年女性タレントを自宅に呼び寄せ、酩酊状態で強引にキスを迫り、相手が抵抗すると『何もしないなら帰れ』と罵倒したのです」(前出・スポーツ紙記者)
その結果、強制わいせつ容疑で書類送検され、後に起訴猶予処分が下されたが、
山口の前科はその限りではない。
「11年には、車線変更禁止で警察に停められた際、運転免許の期限切れが発覚し、
書類送検されたのです。後に不起訴となったが、当時は自動車メーカーとの広告契約中のため大騒動となった。その後、精神的に不安定な時期が続き、次第に酒に溺れていき、当時の妻との離婚にも発展していったのです」(同前)
脱退後の20年には、酒気帯び運転によるバイク事故で現行犯逮捕。現在はアルコール依存症を公表し、断酒に関する講演活動を行っている。
さらに、山口に次ぐトラブルメーカーとして知られていたのが、ボーカルの長瀬智也である。長瀬はメンバーではトップの人気を誇ったが、21年に脱退、事務所を退所。表舞台から身を引いたものの、現在もインディーズシーンで音楽活動に加え、知人のアパレルブランドのモデル活動を行うなど自由気ままなインフルエンサー活動を続けている。
「ジャニーズ性加害のさなかや、今回の国分の騒動に際しては、何かを訴えるような意味ありげなインスタ投稿。今も変わらぬ存在感でマスコミを騒がしています。実際、かつての仕事仲間である大物プロデューサーから俳優業オファーは多数受けている。また、昨年末には、ネットフリックスで主演復帰作の撮影が開始されたという情報も飛び交っていました」(長瀬を知る代理店関係者)
一方、スキャンダルには事欠かない。アーティストの浜崎あゆみや女優の相武紗季との長年にわたる交際は、メディアを大いに賑わしたが、その裏では数々の知られざる伝説を残している。
「20代当時の長瀬は、事務所関係者の間で『セックス依存症じゃないか』と言われていた。少しでも空き時間があれば、事務所側が用意した全日空ホテルに籠城し、AV女優との密会の話が噂された。何か問題があっても、すぐに揉み消せるように事務所側がケアしていたといいます。また、気に入らないAV女優に対しては『プロなのにテクがない』と酷評。こうした暴言は瞬く間にAV業界に広まっていった」(AV関係者)
残されたTOKIOメンバーは、城島茂と松岡昌宏。悲劇のメンバー2人は、どのような〝余生〟を送るのか。
「2人は、グループとしてエージェント契約をしていたSTARTO ENTERTAINMENTと個人エージェント契約を結び直し、そのまま芸能活動を続けていくといいます」(前出・ジャニーズ関係者)
城島といえば、「リーダー」の愛称で親しまれ、お茶の間のイメージは国分以上の典型的「いい人」キャラ。また、SMAP以降の旧ジャニーズグループの中では最年長メンバーゆえに、
番組内では「長老」「お爺ちゃん」などとイジられ、まさに無害のイメージが定着していた。週刊誌記者が明かす。
