漫画好きの識者の方々に、思い入れのある鬼畜で外道な主人公を挙げてもらった!
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PROFILE:
DATゾイド(ダットゾイド)
ナードコアという特殊なテクノを演っているミュージシャン。『電撃ボディー』なるイベントを主催。最新アルバムをBandcampにてデジタル販売中!
犯罪の成功を目的とするゲームブック
今回は鬼畜主人公祭り! ということで我が本棚からド外道さんたちにお集まり願いました。
まずは『A型血液の少女』。本作は少女向けホラー漫画で、内容はとあるバレエ団のプリマドンナ争いというストーリー。主人公の那智あゆみがライバルの女性に弱みを握られてイジめられるというベタなドラマなのですが、そこにホラー漫画というフィルターがかかって、あゆみの復讐劇が「怪人のマスクを被って追いかけまわす」「イタズラ電話をかけて”あくまめぇ地獄へゆけい~”と脅す」など思わず途中からはライバルの娘を応援したくなる思いです。
お次は『蹴撃エンジェルRUMI』。こちらは実在の女子プロレスラーであった風間ルミ氏をモデルにしたノンフィクションとして始まるのですが、途中から路線変更されたのか敵の絵柄のみ『北斗の拳』と化しており、それらと闘う風間ルミも「ビルの屋上からパイルドライバーを決めたりと完全に命を絶ってます。早すぎたモキュメンタリーともいえる後味を楽しめます。
最後は『デビル・ゲーム悪』。一時期流行ったゲームブックではあるのですが、題材がいかに犯罪を成功させるか!? という内容。オナニーをしている主人公の描写から始まり、最初の選択肢が「痴漢をする」「下着ドロをする」「のぞきをする」から始まり、あらゆる犯罪に手を染めた後、ラストはどうあがいても逮捕が待っています。こんなロールプレイは嫌すぎる!!

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文/DATゾイド
画像/『蹴撃エンジェルRUMI』2巻(近石雅史/朝日ソノラマ)
初出/『実話超BUNKA超タブー』2026年5月号
