PR
PR

昔の専業主婦より今の専業主婦は楽

社会
社会
PR
PR

家事は仕事より圧倒的に楽

ほとんどの専業主婦の朝は、朝食を作って夫と子どもを起こし、送り出すところから始まります。栄養のある朝食を用意することはもとより、夫や子どもの弁当作りもあるとなれば、早朝から忙しいことは間違いありません。とはいえ、そんなに御立派な朝食を作っているのはごく一部の意識高い系主婦だけで、せいぜいがトーストに目玉焼き、ソーセージにヨーグルト。和食派であっても白米に味噌汁、焼き魚に卵焼き程度のはず。これくらいの朝食であれば、よほど不器用じゃない限り30分もあれば支度できます。むしろ、このレベルの朝食作りに1時間かかるというのならば、専業主婦に向いていないと言わざるを得ません。

弁当のおかずは、冷凍食品を利用するか、前の晩に作っておいて、弁当箱に詰めればいいだけのこと。「もっと、きちんとした朝食を提供したい」「料理は作りたてじゃないと。冷食なんて持ってのほか」というのならば、それはただの勝手なこだわりでもって自分で自分の首を絞めているだけ。専業主婦が大変だと嘆く理由には、まったくもってなりません。

PR

家族を家から送り出した後は、家事タイムです。専業主婦の仕事は、家事であると言われていますが、通勤で暑かったり寒かったりする中、駅まで歩くことも、混みこみの満員電車に乗ることもなく、家事という仕事をスタートできます。通勤時間が0分、会社勤め人と比べると、どう考えても楽。

朝食に使った食器の後片付けに、家中の掃除、洗濯などなど、専業主婦はとにかく家事に忙殺されていると言いますが、これについては疑問です。掃除機をかけるにしても1部屋10分かけたとして、3LDKで1時間もかからないですし、拭き掃除や風呂掃除を入れたとて、2時間はかかりません。その間に洗濯機を回しておけば、洗ったものを干すのも、たかだか10分もかからない作業です。実際のところ、国立社会保障・人口問題研究所が公表した全国家庭動向調査によると、妻が家事に費やす平均時間は、平日で「4時間23分」、休日は「4時間44分」という結果が出ています。昼食を挟んでも子どもが家を留守にしている間に、基本的な家事は難なくこなせることは、データが証明しています。一日中家事に追われているなんて、大ウソとしか言いようがありません。

主婦業は評価をされないので楽

もちろん専業主婦の仕事は家の中だけで完結するわけではありません。食材や細々とした日常生活品に買い出しも日課のひとつとなります。とはいえ、相当な田舎に住んでいるならともかく、今どき、大概の街には徒歩圏内もしくは車や自転車で行ける距離にスーパーやドラッグストアなどがありますし、遠くにしかないにしても、週末に家族で買い出しに行って肉や魚の生鮮食品を冷凍保存しておくという手があります。野菜だって葉物以外ならば、冷蔵庫の野菜室に入れておけば1週間くらいは日持ちします。それなのに、毎日スーパーに行きたいというのならば、それはむしろただの趣味では。

PR

家事が終わると昼食です。専業主婦の多くが「昨晩の残り物で済ませている」などと愚痴を漏らし「会社勤めは外でランチができて、美味しいものが食べられる」と羨ましがりますが、実際のところ、毎日、外食は飽きるし、カロリー過多で身体にも悪い。弁当を持たせてもらったところで、必ずしも食べたいおかずが入っているわけではないし、節約のためにコンビニのおにぎりとカップラーメンという侘しい食事で済ませている社会人も多いことを考えると、食材もキッチンもある立場で、何を贅沢言っているんだとしか。ひとりだと、昼ごはんを作るモチベーションがあがらない? それはただのグウタラです。

専業主婦に大変な点があるとしたら、炊事・洗濯・掃除といった同じ家事を、毎日繰り返さなくてはならないこと、たとえやりたくなくても、それらの家事から逃れられないことにあるとも言えます。また、「汚れた食器を綺麗に洗う」「散らかった部屋を片付ける」といった「元に戻す作業」がメインゆえに、やり甲斐がないという嘆きを耳にすることがありますが、常に新しい案件に挑戦することに比べれば、習慣を繰り返すことのほうが、ずっと楽なのは言わずもがな。

タイトルとURLをコピーしました