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昔の専業主婦より今の専業主婦は楽

社会
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専業主婦であるゆえに、他人からの評価を得られないことがツラいという話もありますが、評価されるということは、逆に低評価をつけられるということでもあります。その覚悟を持ってしても、評価してほしいというのでしょうか。他人から評価されないという幸せに、もっと感謝したほうがいいのではないでしょうか。

夕方まで預かってくれる保育園に比べて、幼稚園は降園時間が早いのは事実です。降園後は、公園遊びに付き合ったり、習い事への送迎があるから、忙しくて大変だと専業主婦の人たちは言いますが、どちらも仕事ではないので、必ずしもこなさなくてはならないわけではありません。ある程度の月齢の子どもであれば、ひとり遊びもできますし、習い事を見学している最中は、ボケっとしていられる。スマホだっていじれます。本当に忙しいって言えますか? 勤め人からすると「それ、休憩時間ですよね」としか。

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兼業主婦に比べて専業主婦は楽

保育園は預けっぱなしでいいけれど、幼稚園は子どもの行事や役員会が頻繁にあって大変だというのが通説ですが、幼稚園であってもカラーは様々。親がそこまで関わらなくてもいい幼稚園も存在します。リサーチ不足を棚にあげて大変だ大変だと連呼するのは、無能としか。楽をしていないで、事前にきちんと調べあげればいいのです。

子どもが小学校にあがると今度は宿題を見たり、PTAへの参加を強制されたり、クラブ活動のバックアップが求められるなど、別の負担がのしかかってきます。それらの学校関連の雑務以外にも、塾の送り迎えや中学受験の準備などが、母親の肩に一気にのしかかってくる傾向にあることも、確か。しかし、これらは専業主婦だけが負うに限った雑務ではありません。兼業主婦であっても宿題は見なくてはならないし、PTAも免除されません。

もちろん兼業家庭の子だからクラブ活動をしない、塾に通わない、中学受験をしないということもない。兼業だから父親と分担する、という家庭も増えてきてはいると思いますが、実際はまだ母親が担うことが多い状況にある中で、専業主婦家庭であっても、兼業主婦家庭であっても、小学生の子どもに関しての母親への負担は同じということを考えると、働いていない分だけ、専業主婦のほうがはるかに楽なのは明らかです。

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専業主婦の大変さに、義実家や親戚との付き合いをあげる人もいますが、これもまた兼業主婦も同じです。専業だから特筆して大変ということはありません。兼業なら仕事を理由にして、薄い付き合いでも許されるという主張もありますが、それはイコール専業主婦は暇で時間があると先方に思われているということで、実際、頻繁に行き来をしたり、連絡を取り合えるのは、時間があるゆえ。もちろん好きでもない義実家や親戚と密接に付き合うことは、精神的な意味で大変かもしれません。

しかし、社会に出て働いている一般の人々だって、好きでもない上司や取引先と日々やり取りをしているわけで、専業主婦だけが殊更、人付き合いでしんどい思いをしているわけではないです。むしろ、義実家や親戚に付き合いが悪いと言われたところで、査定やボーナス、出世に影響が及びません。嫌われたって困ることがないのです。「あまり親しく付き合わない」「疎遠にする」「はたまた義実家関係は夫に投げる」という選択肢がある時点で、人付き合いにおける専業主婦の精神的負担は相当軽いと思います。

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