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松本人志の醜悪思想の原点『遺書』『松本』を読み解く

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「全部ウソだから怒っているわけではなく、〝ダウンタウンの松本〟とハッキリ書かなかったことに怒っているのだ」

毛ジラミをうつされたという女性の話が週刊誌に掲載され、「そんなアクシデントは、むしろどんどん笑いに変えていくスーパーコメディアンなのだ(中略)毛ジラミ程度のことで怒ったり、恥ずかしがったりする器の小さいコメディアンだと思われている気がしてむかついたのだ」と松本は憤った。

下世話なゴシップ記事程度で怒るような、器の小さい男ではない。そう主張したが、2006年、写真週刊誌にアダルトビデオ店内での姿が掲載されると、1100万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、90万円の賠償金を受け取っている。また、11年にも「夜遊びをしていた」という旨の記事に1100万円の賠償と謝罪広告を求め訴えを起こしたが、こちらは敗訴している。裁判の結果はともかく、「どんどん笑いに変えていく」様子は微塵も見られない。

毛ジラミ記事の危惧は正しかった。AV購入や夜遊びをバラされたぐらいで訴えてくる、おちょこ並みに器の小さい男なのだ。器の小ささゆえ、周囲との軋轢をたびたび生じさせる。

「さんざんわがまま勝手に言いたいことを言い、人に悪態をついてきたわりには、何ももめごとがなかったなあと思う」

ここまで自分が見えていないと、アンチ松本ですら心配になるレベルだ。

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制服のように着ていたアディダスのジャージ姿をイジった爆笑問題は楽屋で土下座させられたという話があるし、『松本』のなかで「ナインティナインなんて、ダウンタウンのチンカスみたいなもの」と書かれた岡村と矢部は心に深い傷を負った。

松本の番組に出演する際、「AVの話はしないで欲しい」とお願いしたとして、名前は伏せながらも『遺書』に「売れてから態度の変わる奴は、最低のうんこ人間」「オレの番組に二度と出るな! 出られたほうの迷惑を考えろ、バーカ」と書かれた飯島愛は、実際に松本との共演をNGとした。常に自分の考えや行動が正しいと思っているものだから、自分以外の人間のやることなすこと嘲笑や蔑視の対象で、すべてが気に入らない。

「結婚することで(中略)マイナス面はたくさんあっても、プラス面があるとは思えない(中略)ガキができたらそれこそ最悪(中略)オレのようなコメディアンにとって、家族というのは百害あって一利なし」

「新幹線も飛行機も、わけわからん禁煙席を作るぐらいなら、禁ガキ席を作れボケタレ!」

「タバコはストレス解消の唯一のアイテムであり、絶対、欠かすことのできない必需品(中略)タバコを吸われることをガマンするほうが、吸うのをガマンするよりずっと楽」

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