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松本人志の醜悪思想の原点『遺書』『松本』を読み解く

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松っちゃん、カッケー!! 「こんなペースで走っていたら、長くは持たないだろう」とか「信念を曲げてまで、居座り続けたくはない」とか言ってみたいですよね、分かります。誰しも、中2ぐらいに同じようなことを独りごちるもの。20余年後、オッサンばかりで笑いを審査したり、コメンテーターやら局長やらで食い繋いだりしていなければ、もっと格好よかったですけど。

あと、自分のピークを「40歳」と読んでいたようだが、過去のレギュラー番組を客観的に見て、松本人志のピークは『ごっつええ感じ』だろう。番組終了時、34歳。この読み違いも、少々格好が悪い。

「年寄りにウケようと思えば、できないことはない。笑いのレベルを落とせばいいのだ。それが嫌だから、あえてしないだけなのだ。カール・ルイスは速く走ることもできるが、歩くこともできるのだ。ただ、オレは、走り続けるけどね」

俺は走り続ける……格好がよすぎるよ、松っちゃん!

今なお松本人志の笑いを好んでいるのは四十路、五十路の信者ばかり。これは教祖様が意図的に笑いのレベルを下げてくれているからに違いない。ありがたいことだ。

唯一、『水曜日のダウンタウン』は若者層にもウケているが、あれは松本がウケているわけではなく、総合演出・藤井健太郎の舵取りや検証ドッキリでイジメられる若手がウケているだけ。

「お笑いがいかんようになったんやったら、やめたらいい。取り繕って、つぎはぎだらけで残るほど、そない芸能界ってええかなって、ぼくなんかは思いますね」

異論はまったくない。つぎはぎと綻びだらけの本人がそれを望んでいるのだから、1日も早く引退させてあげて欲しい。

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迷惑を被っている人は多数

過去と現在の比較検証を通して見えてくるのは、松本人志という男の「人間性」だ。

常に「オレはすごい」と主張し、それを認めさせるべく他人を貶める。強すぎる自己愛と虚栄心で実質以上に自分を大きく見せようとするから、のちに食い違いや矛盾が生まれる。

ストレートに現れているのが、『遺書』にある「笑いに魂を売った男は ケジラミ程度で動じない」と題された項だ。

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