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絶望の豊洲:メンズエステ開業日記13

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まずは自由が丘、ここは老舗の牙城が高く崩すのは困難だろうとのこと。しかも15店くらいメンエスがあるので、そもそも厳しそう。中野に関しては最近知り合いが2人メンエスを出して2人ともすぐに撤退したと受付代行の会社の社長が言っていたので止めておきます。それにまた他の人に聞いたところ、中野には摘発されないのが謎とすら言われている超過激店があるので、普通にやっていてはまったく勝負にならないそう。逮捕だけは困るのでやめるのが賢明でしょう。

そして高円寺はピンサロだらけでメンエスは厳しそう。阿佐ヶ谷も乗降者数10万人以下なので、あえて阿佐ヶ谷である必要が思いつきません。そして1日42万人という圧倒的な乗降者数を誇る高田馬場ですが、34店もライバルがいる上に、客層がクズなので避けたいところ。

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そんなわけで最初に考えた移転先候補の街は軒並みアウトとなったので、改めて乗降者数を確認しつつ、都内各駅にあるメンエスの数を見ていきたいと思います。目を皿のようにして探した結果、ついに見つけてしまったんです! 1日の乗降者数22万人にも関わらず、なんと1件もメンエスのない駅を。ズバリ! 有楽町線豊洲駅です。あのタワマンだらけで、築地から市場が移転した豊洲です。どう考えても金持ちがたくさん住んでそうです。悪くないでしょう。ライバルは中国人エステが1軒のみ。もう勝ったも同然です。

しかし豊洲で最終決定する前に、久しぶりにメンエスコンサルのN氏に話を聞きたいと思います。赤塚では痛い目を見たんですが、N氏、豊洲ってどう思います?

「いいところに目をつけましたね。正直、豊洲、僕もいいと思います。実は自分も豊洲で出そうかなと思っていたくらいでして」(N氏)

おっと、いきなりの好感触です。もう豊洲で決まりでいいんじゃないでしょうか。それにやっぱり王道じゃない場所で勝負するほうが、自分の性にも合ってますし。

「そうですね。豊洲はアリです。それはそうと最近、メンエスOKの不動産屋さんと知り合いまして、物件探すなら紹介しますよ」

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