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大河ドラマ『光る君へ』の大石静脚本がすごい!:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載507

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あと、キャスティングのバランスの良さも『光る君へ』の魅力。高杉真宙、町田啓太、松下洸平あたりのさわやかイケメン枠、本郷奏多、玉置玲央、黒木華あたりのちょいクセあり枠、秋山竜次、ユースケ・サンタマリア、ファーストサマーウイカあたりの超クセあり枠の配置が素晴らしい。

『光る君へ』、言うなれば、平安時代版『大奥』みたいなものなのよね。そりゃ面白いはずだわ! 道長、頼通、伊周以外、あまりはっきり覚えていなかった藤原一族の人々の名前や関係性も、『光る君へ』のおかげでようやく把握できそう。

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これからどんどん面白くなっていくはずだし、この時代をこういう風に描くのは、大河ドラマとしてはとても画期的な試みだと思うので、もっともっと視聴率伸びてほしいわ……! そして、『光る君へ』の今後の展開を楽しみにしつつ、今まであまり取り上げられなかった時代や事件(飛鳥時代とか奈良時代とか大塩平八郎の乱とか)を扱う大河ドラマが作られるのも楽しみにしているわ!

 

<水曜日掲載>
画像/『光る君へ』公式サイトより

 

PROFILE:
エスムラルダ(えすむらるだ)
1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

 

 

 

 

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