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吉田豪インタビュー:電撃ネットワーク・ギュウゾウ&ダンナ小柳 故・南部虎弾伝説を語る

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小柳 ひと昔前は年末になるとそういう黒い忘年会の営業もあって。あるとき、受けちゃったら南部ちゃんのところに公安から電話かかってきて(笑)。「何月何日何々ホテルで余興かなんかやりますよね?」って。要は表向きはナントカ株式会社みたいな依頼なんですよ。でも公安が調べるとそこはヤクザの会社で。それで電話して、「公安から電話きてしまったので断らせてください」って言ったら、そのヤクザもホテルと日にち全部替えてましたもんね。

――日本の公安は優秀ですね。

小柳 相当行きましたよ、そういう営業。

ギュウゾウ 蓋を開けてみないとわかんないっていうのもけっこうあったからね。

小柳 ギュウちゃん、そういう忘年会でヤクザに回し蹴り食らってたじゃん。若い衆を呼んでチャレンジみたいな、若い衆だから大丈夫だろうってステージに上げるんですけど、若い衆は若い衆で親分とか上の前でカッコ悪いところを見せたくないって感じで。

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ギュウゾウ あれ蹴られたヤツを俺が捌いたんだよ。そしたらめっちゃ怒っちゃったんだね。南部さんがそれ見てケタケタ笑ってて。

小柳 そういうイベントでひとりの親分がおひねりパッと出すと、見栄の世界だから「こっちもだ!」って周りの親分が全員出す。それでギャラより高くなったことありますよ。

ギュウゾウ くれぐれも昔話ですよ!

――わかってます!

ルー・リードが遊びに来た!

小柳 そういうのは全部、南部ちゃんが受けてくる仕事なんで。事務所を通さずに。

ギュウゾウ 事務所を通さない仕事がどうしても、目立つ人だったから。そうなってくるとやっぱりいろんなこともあるんじゃない?

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