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エスムラルダの2024年オススメ春ドラマ:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載520

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一方、『ミス・ターゲット』は、松本まりか演じる凄腕の結婚詐欺師・朝倉すみれが、「詐欺師から足を洗って、金持ちの男と結婚しよう」と決意した矢先に、小さな和菓子屋「和月堂」の職人で、刑事の父親を持つ村松宗春(上杉柊平)に惹かれてしまうという物語。

最初のうちは「貧しい家に生まれ、『幸せは金で買える』と考えているヒロインが、裕福じゃない男に惹かれ、本当の愛を知る」というあたりが、ドラマ『やまとなでしこ』に似ているなあと思いながら観ていたんだけど(嫌いじゃない)、中盤から「ヒロインが結婚詐欺師で、好きになった相手の父親が刑事」という要素が効いてきて、また違った展開に。

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特に直近の2話(第6話と第7話)がすごく面白くて、泣いたりハラハラしたりワクワクしたり、感情が大忙しだったわ。あと、まりかさまのかわいさと演技力は相変わらず素晴らしいんだけど、アタシ、最初はあまりタイプじゃなかった上杉さんのことが、今ではかなり好きになり始めているの……(チョロい)。

というわけで、日曜日のアタシの推しドラマ2本、興味がわいた方は、今からでもぜひ観てみて!

 

<水曜日掲載>
写真/『アンチヒーロー』公式ホームページより

PROFILE:
エスムラルダ(えすむらるだ)
1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

 

 

 

 

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