PR
PR

【鳥羽シェフの近況】【事後の感謝を忘れるな】:箕輪厚介「今月これに感謝」 連載1

連載
連載社会
PR
PR

あれは伊東周辺で「伊東純也がいるから飲まない?」って話になって本人通り越してトラブルになったと聞いている。別に海外で活躍するサッカー選手が試合後に羽目を外すこと自体はよくあるけど、伊東の元に呼ばれた女性たちが所属するモデル事務所の社長と伊東のマネジメント会社の元社員のトラブルが発端で、告発に乗り出したというのが真相という向きがある。

伊東にしてみたら、自分の付き人が連れてきた女性と遊んだだけで自分は悪くないと感じていることだと思う。でもどこかで代表選手である自分に驕り高ぶった気持ちがあったのだとしたら、いつかは問題を起こしていたのではないだろうか。

男性はセックスをする前の交渉のみに注意を払っているが、女性からしたらセックスをした後の対応のほうが大事なのだ。

PR

世の中の多くの男女トラブルは、結局、感謝と謙虚が足りなかったがゆえにのしっぺ返しなのだ。

かつて僕も『週刊文春』にセクハラだと告発されたことがある。その告発した女性が、なんと昨年末に「文春の人に洗脳されて騙されていた。箕輪さんは悪くない」ってメッセを送っていたのだ。でもそこで「ほら、俺が言った通りじゃないか」と調子には乗らないようにはしたい。

やっぱり、もっと一人の人間として誰にでも真剣に向き合わないといけなかったんだな、と今では反省している。

感謝と謙虚、今年はそのことを忘れずに過ごしていきたい。

 

初出/実話BUNKAタブー2024年5月号

PROFILE:
箕輪厚介(みのわ・こうすけ)
1985年東京都生まれ、早稲田大学卒。2010年双葉社に入社。広告営業などに携わった後、編集部へ。『たった一人の熱狂』見城徹/『逆転の仕事論』堀江貴文などを手がける。2015年幻冬舎に入社、書籍レーベル「NewsPicksBook」を立ち上げ、編集長に就任。『多動力』堀江貴文、『日本再興戦略』落合陽一、2019年に一番売れたビジネス書『メモの魔力』前田裕二など次々とベストセラーを手がける。自著『死ぬこと以外かすり傷』は14万部を突破。クラウドファンディングにて1000万円を集め、雑誌『サウナランド』創刊。様々なブランドとコラボレーションをおこなったり、各地でサウナランドフェスを開催。2021年のSaunner of the Yearを受賞。

↓連載記事はこちらから↓

怪獣人間の手懐け方
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

 

タイトルとURLをコピーしました