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【鳥羽シェフの近況】【事後の感謝を忘れるな】:箕輪厚介「今月これに感謝」 連載1

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鳥羽さんとは以前から付き合いがあって仲良くさせてもらっているけど、鳥羽さんはあの事件以降、SNSでアンチに絡まれたり、週刊誌に必要以上に一挙手一投足をネタにされたりして、かなり疲弊していたらしい。

「反省していない」とか「料理やめろ」とか、ネガティブなコメントを書かれたりもして、その都度イライラしていたみたいだ。

でも、そんな鳥羽さんに「ムカつくことがあっても、感謝と謙虚の連鎖で包み込んでいきましょう」と提案したら、なんとノッてくれて、実践してくれたんだ。

この前、鳥羽さんは、ネットに新しい料理のレシピを紹介して、案の定「お前、何レシピとかあげてんだよ」とアンチに絡まれていたらしい。

いつもならキレるような場面でも、鳥羽さんは俺のアドバイスを思い出してくれたみたいで、グッとこらえて、「率直なご意見ありがとうございます。感謝します」と書き込んだら、そのアンチはあっさりと引っ込んだという。アンチすらグッと包み込む成熟した大人の対応と言えるだろう。

するとSNSの雰囲気がガラっと変わった。なんと、アンチたちも鳥羽さんを攻撃しなくなり、なかには「言いすぎました」とか謝罪してくる人も出てくるほどだったとか。

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最終的にはSNSの潮目が完全に変わって、「鳥羽さん、頑張れ」みたいなコメントまでチラホラ出てくるようになってきたという。

ついには〝鳥羽さんがスキャンダル後も人気な理由〟なんて記事まで配信されたというから、神対応一つで世論の空気を変えてしまったわけである。

これまで嫉妬されやすかった鳥羽シェフも、今ではすっかり庶民のアイドルとなり、本人もそれで満足そうだ。

そのあと、鳥羽さんは僕のところに「やっぱり感謝と謙虚で大吉です」とお礼まで伝えてくれた。もちろん、こっちも「アドバイスが役に立って何より」といつになくハッピーな気持ちになって、好循環。

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あの調子なら、鳥羽さんは、おそらく今ごろ「ネットに蠢くアンチたちにも感謝」どころか、「文春が色々報じてくれたことも感謝」「キャンドル・ジュンさんがブチギレ会見をしてくれたことにも感謝」くらいのスペシャルなメンタリティになっているのでは。ドルジュン(キャンドル・ジュンの略称)に感謝。

事後の感謝を忘れるな

『週刊新潮』に女性スキャンダルを書かれた伊東純也。

昨年6月の日本代表戦後、女性2人が大阪市内のホテルで伊東から性被害を受けたという報道があったのはご存知だろう。

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