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二郎系ラーメン真の美味しさが味わえる食べる順番は?

二郎系ラーメン真の美味しさが味わえる食べる順番は? グルメ&ライフ
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量の半端なさが特徴の二郎系ラーメン。量が多いお店だと、食べ終わる頃には、美味しいんだけど苦しいというケースも少なくありません。そんな量が半端ない二郎系ラーメンを最後まで、より美味しく食べ切る方法はないのでしょうか。ポイントは食べる順番だと思うのです。
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食べ終わる頃にはお腹が苦しいのが常

皆さん、当然二郎系好きですよね?

一部の意識高いエリート層を除けば、我々、男性というダメな生き物の大抵が好きなのが二郎系ラーメン。一度虜になったら、体に悪いとわかっていながらも、あの独特の中毒性と満腹を超える満腹感を味わいたくなって禁断症状が訪れること必至の罪作りな食べ物です。

そんなみんな大好き二郎系ラーメンですが、サクッと食べられる量の店は味もいまいちなことが多くないですか。美味い二郎系の店は量も半端ないことが多く、食べ終わる直前はお腹が苦しくなるのが常。

そして、美味しくて、量が多い二郎系の店で食べる時はいつもハラハラドキドキです。ちゃんと全部食べ切れるのかが不安で。

もちろん完食しなくてもいいし、むしろ食べるのが遅くて、同じロットで作られた左右のお客さんたちが食べ切っていなくなってもずーっと粘るほうが店側に迷惑なんですが、全部食べ切って腹十二分目になるのも二郎系の魅力の一つなんで、食べ切らないわけにはいかないんです。とはいえ、もっと苦しくなく食べ切ることはできないものなのか。

二郎系ラーメンを食べる時、もっと気持ち良い満腹感を得られないものか。と常々思っていたのですが、この前何かのネット記事を見たら、二郎系は肉から食べるのがオススメと書いていたのです。

僕は、二郎系を食べる時、常に麺を先に食べていました。麺は刻一刻とスープを吸うため、放置しておくと、どんどん麺がスープを吸い食べる量が増えてしまうに違いない。だから少しでも麺を早く食べ終えることが、勝利の方程式だと長年思い込んでいたわけです。でも、そのネット記事で勧められていたのは真逆の食べ方。本当なのか半信半疑になりつつも、その食べ方を試してみようと思い、肉から食べてみることにしました。

ちなみに実践店は池田屋高田馬場店(麺300g)です。美味しさも量も抜群の二郎系ラーメン店です。池田屋高田馬場店について、詳しくはコチラ↓

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肉から先に食べてわかった本当の美味しさ

とにかくまず肉を頬張ります。美味い。肉はどれも柔らかくてトロトロです。今まで二郎系ラーメンにおいて肉を食べるのは最後の最後だったため、美味しいけどその時点で既にお腹いっぱい以上で、苦しい、しかも歯ごたえのあるタイプの肉を出す店も結構あるため、咀嚼が疲れるし時間もかかって、これが満腹以上の身に堪えるんです。美味しいんだけど。とっても美味しいんだけど!

そんな過去の二郎系の肉体験と違って、最初に肉を食べたら、肉がただただ美味しい! この池田屋高田馬場店の肉が、そもそも二郎系のお店の中でもかなり美味しいというのもあります。あと肉だけでなくトッピングでマシた背脂も掬って食べます。スープに溶けて見えなくなっちゃうようりガツンと形ある背脂を味わいたい派なので。これも勿論美味い。

そうやって肉と背脂を片付けたら、麺と野菜を適度に絡ませながら食べたんですが、これが最後まで全然苦もなく食べられるんです! 麺の食べ終わり頃になっても、以前の最後に肉を食べる時のような満腹以上感とは皆無。最後まで美味しく食べ切ることができました。

あれ、ちょっと量が少なかったんじゃないか、と食べ終わってすぐは思ったんですが、満腹感はちょっと時間を置いてやってきました。お馴染み満腹以上感です。とはいえ、既に食べ終わっているため、満腹感はありつつまだ食べないといけない、といういつものしんどさからは無縁で、なんて心地よい満腹感! 確かに二郎は肉から先に食べるほうがいいようです。

今までスープを麺が吸う前に、と思っていたのはやはり大きな間違いでした。思うに、麺がお腹に入ってしまうと、満腹感を早めてしまうということなのでしょう。なので、麺から先に食べ最後に肉を食べる順番だと、満腹以上感の中、結構な咀嚼が必要となる肉に挑まないといけないことになるわけです。

一方、肉を最初に食べると、ベストなコンディションで美味しく肉を食べられる上に、その後の麺を食べている間も満腹感はやってこず、そのまま最後まで美味しく食べ切ることができ、食べ終わって少し経ってから至福の満腹感がやってきます。

今まで、それなりに二郎系ラーメンを食してきましたが、麺→肉の順番で食べていた僕は、本当の二郎系の美味しさを知らなかったのです。賢明な二郎系ファンは当然肉→麺の順番で食べているのかもしれませんが、もし麺→肉という僕と同じ順番で食べている方がいらしたら、それは大きな過ちです。次回二郎系に挑む時は、是非、肉→麺の順番で食べてみてください! その時こそ、二郎系の向こう側を垣間見ることができるかもしれませんよ!!

文/ホセ太郎

 

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