斎藤知事は、ポスターの制作を担当者がなぜ選挙カーの上に乗ってSNS配信をしていたのかという記者からの質問に対して「そこは弁護士、代理人の方が対応を今考えていますので」と答えたが、それだと「今、弁護士が言い訳考えています」みたいに聞こえてしまう。「いま、弁護士が説明する場を設けることを考えて動いています」ということにもとれるが、そもそも、たびたび選挙カーに上がるような人の立場ぐらい即答できないと変だし、知事がその人の立場を認識できてなかったとしたらおかしな話なのだ。東京での記者の質問に答える様子は全体的にこんな感じで、見ていて何とも言えない不安な気分になってしまった。
27日の斎藤知事の定例会見後に代理人の奥見司弁護士が報道陣への説明の場を設け、折田氏の記述に事実でない部分があると説明したのだが、折田氏がnoteの内容の一部を削除したことを把握できておらず困惑する場面があり、「大丈夫なの?」と不安にさせられた。頼りなさすぎではないだろうか。
折田氏は今回の件で取材を受けた際に「答えないでと言われています」と返答し、それに対する弁護士に言われたのかという質問にそれを認める返答をしているが、最初から「お答えできません」と言えばいいのに、何でこんな「やらされています!」みたいな言い方をするのだろう。