残念ながら田中将大、晩節を汚してしまったようです。終わりよければすべてよしという言葉もありますが、残念ながら正反対。
対して彼と同世代、高校時代からライバルと目されていたのが斎藤佑樹です。プロ入り後はまったくパッとせず、通算成績も10年で15勝26敗のあのショボいハンカチ王子です。しかし一昨年プロ野球から引退した斎藤は、キャスターとして大活躍。ここにきて、その甘いマスクと早大卒の頭の良さが最大限に発揮されているのです。
またキャスターと並行して自身で会社代表となり、野球の発展に寄与する活動をしたり、ライブドアの取締役兼CIOに就任したりと、幅広い仕事もこなしています。プロ野球選手時代、試合で投げずとも裏でコソコソと積み上げてきた人脈が花開いたと言えるでしょう。
斎藤佑樹は自らの勝利を予言していた
かつて斎藤は、「田中に今は遠く及ばなくともセカンドキャリアでは自分が勝つ」的な発言をして顰蹙を買っていたというか、世間から呆れられていましたが、今となっては彼こそが正しかったと言わざるを得ません。
どうしたって高卒で口下手な田中将大では、キャスターや解説者として斎藤に勝てるとは思えませんし、パワハラ疑惑もあり指導者の適正も怪しいものです。まあ、引退後は表に出ず、今まで稼いだ金でひっそりと暮らして満足できるなら、それはそれでいいんですが、そんなセカンドキャリアでマー君はいいんですかね。
文/編集部