「フジテレビとのお付き合いはもう20年以上になりますが、他局に比べて特にフジテレビの接待はお金も使っているし派手ですね。局の社員の大プロデューサーたちが、番組に単発出演してくれたり、司会をやっている大物タレントを接待するんですが、そのときによく局の女子アナを同席させるんです。私も何度か同席しましたが、その女子アナをもちろんタレントの真横に座らせて、酒を注がせたり、冗談言いながら『やだあ』などとつつき合ったり、抱き合ったり。自局の女子アナなら、たとえばお店を出たときに写真を撮られたりして見つかっても言い訳がききますからね。女子アナの中には喜んで来る人も結構いましたが、上司の命令ということになれば、いわゆる業務になるわけで、仕方なく参加せざるを得ないという人もいましたね。今回、中居氏の件で問題のあったのは女子アナと噂されていますが、私はそうだろうと思いますし、彼女は後者。嫌々参加してトラブルがあったからこそ、PTSDになったんでしょう」
接待する相手は大物タレントだけではない。
「それから、スポーツ選手の接待も多いですね。特にプロ野球の選手。そこへは若い女子アナが呼ばれていますね。よくそれがきっかけで結婚までいくケースもたくさんあるじゃないですか。こういう場合は、女子アナもハナからそれを狙っているので喜んで参加しています」(同制作会社役員)
また、頻繁に局自身が濃厚接待していることがばれて批判されることを警戒したり、多額の接待費を隠すため、接待の場を制作会社に設定させることも度々あるという。
「番組を作っている我々の主催でタレントを囲む会を開きます。局の幹部は我々が招待するという形にしますが、幹部は女子アナを連れてきます。予算は会社で出しますが、それはのちに製作費という形で戻ってくる仕組みです。去年、東京のローカルテレビ局で同じような仕組みが明るみに出て局の幹部が処分されましたが、厚遇接待、女子アナのアテンドなどいろんな抜け穴を探しながら続いているのです」(同制作会社役員)
女子アナだけでなく、なんと男性アナも呼ばれるケースもあるという。 今度は、フジテレビの情報番組の制作部中堅幹部が証言する。
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