「他の記事では、松本擁護派の多くは『ホテルでの飲み会に出向く女も悪い』『そうなることを判って行っている』という意見を前面に出していました。第5弾の舞台となったのは、性的サービスを一切行っていない、女性も多く通う人気のマッサージ店の個室。被害を受けた女性スタッフによると、普段通りに接客を試みていた最中でフェラチオを強要されたといいます。強制性交等罪で逮捕、起訴され、懲役刑を受けた俳優・新井浩文と同罪でしょう」
記事では、被害女性が渋谷署に被害届を提出したとされている。その後、捜査はどのように進んでいるのか。
「この手の被害届は受理までに相当の時間がかかり、1年2年の期間もザラ。松本からの性被害を受けた女性はその後、心身を壊しているという話もあり、その場合、警察は病院のカルテなどを取り寄せたうえで客観的に受理の有無を検討するはず。適用されるのは、強制わいせつ致傷罪でしょう。事案は14年なので、単純な強制わいせつ罪であれば公訴時効が成立していますが、致傷が加味されれば時効は大幅に伸びるのです」(同前)
警察の捜査次第でが、強制わいせつ致傷罪の疑いとして書類送検される可能性も充分あるのだ。
今なお「お笑い界の帝王」と称される松本。復帰に向かったタイミングで「松本人志容疑者」が爆誕する可能性も大いに残されているのだ。そうなれば「DOWNTOWN+」は完全に吹き飛び、ダウンタウンは解散、完全引退の道筋を辿らざるを得ないだろう。
文/遠藤正
初出/実話BUNKAタブー2025年12月号