すると、そこに集う素人カメラマン客たちは彼女たちの際どい写真を競うように撮りはじめ、「バキバキに決まった」「JS最高傑作」などの気持ち悪い文言とともに画像をツイート。さらには界隈の有名オタクがキッズアイドルのイベントをプロデュースしたりと、地獄のような状況だ。
これにもちろん問題が起こらないはずもなく、ランドセルを背負わせての撮影を強要したり、タクシーで女児を連れ回したり、撮影会の写真を無断で販売するなどの例も報告されている。また、キッズアイドルの掲示板をのぞくと、被写体の無知に乗じてハプニング写真が撮れたと自慢する輩もいる始末。これでは、オタクら側がいくら健全な撮影会だと言い張っても、世間は許してくれないだろう。
Z李氏や滝沢氏が提示する撮影会の動画・写真のなかには5年~10年以上昔のものもあったりと、全てを盲目的に批判するのは危険である。しかし、女子小学生の撮影会は今も多く開催されているし、群がる男たちの暴走は目に余る。騒ぎが収まるまでオタクたちは大人しくしているだろうが、引き続き注視が必要だ。
文/編集部
写真/撮影会イメージ、Z李氏の投稿(Twitter)、滝沢ガレソ氏の投稿(Twitter、加工は編集部によるもの)