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59本目・『青春の甘き香り』その六:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載119

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59本目・『青春の甘き香り』その六

まぼろしのテレビドラマ。
存在していない状態が何十年も続いていた行方不明のテレビドラマ。
幽霊みたいなテレビドラマ。
その意味合いに置いてを前回までは多く記しすぎたかもしれない。許してください。それほどに今回のDVD発売は奇跡的だったのですから。
いま、このDVDを手にしたほとんどのひとが生まれて初めてこのテレビドラマを知り、そして見ている。聞いている。音楽担当、荒木一郎の歌う『回り舞台の上で』を。

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作詞・作曲、荒木一郎。

編曲、林哲司。

ここでその歌詞を引用することはできないが歌っているのはこんな感じだ。

この世の中で人と人の出会いは突然である。望むと望まざるに関係なく人は誰かと出会う。出会ってしまうのだ。そして物語が始まる。いろいろな出会いがあり、いろいろな出来事や思惑があり、つまらないこともたくさんあって、ぼくたちの暮らしは雑然としている。汚い奴もいる。ずるい奴もいる。無視したい。それでもこころはざわめく。そんななかでは本来大切なはずの出会いをしっかりと認識できただろうか。ぼくたちはまともな判断をできていると言えるだろうか。ああ、だから私は今日も道化役者として生きるしかないのだ……。

いや。

失敬。

荒木一郎さんの書いている歌詞より長くなっている。そんなこと歌詞にはないよ、歌ってないよという言葉を記してしまった。あくまでもぼくの解釈です。

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