PR
PR

日本語が通じない人があまりに多い:適菜収連載2

連載
連載
PR
PR
実話BUNKAタブーでの適菜収氏の連載を実話BUNKAオンラインにもアップ。第2回は、最近この国において、日本人、外国人問わず、どんどん普通の会話が成り立たなくなってきたという話。
PR
PR

2回:日本語が通じない人があまりに多い

最近、外を出歩くのが怖い。日本語が通じない人があまりに多いからだ。私の自宅周辺では外国人が急増しているが、それだけが理由ではない。日本人とも普通の会話が成り立たなくなってきた。

先日、たまに行く喫茶店で非常に不快な思いをした。入り口付近の空間で、客が大勢待っているが、店の中を見ると、席がたくさん空いている。これまでに何回もそういうことがあった。店員に「空席がありますよ」と言うと、いつもは「ああ、すいません」などと言って客を席に案内していたが、その時は、感じが悪い仏頂面した女の店員が出てきて「店がまわっていなくて」と言う。私が「でも、席が空いているのだから、この狭い場所で待っている人たちをとりあえず座らせればいいでしょう」と言うと、「それだと注文を受けてからコーヒーを出すのに30分かかってしまう」などと意味の分からないことを言い出した。客のことなどなにも考えていないわけだ。それ以前に、コーヒーをそそぐのに30分もかかるわけがない。

PR

バカを相手にするのも時間の無駄なので、他の店員に「店長はいませんか?」と聞くと、「奥で掃除しているので忙しい」と言う。私は普段店に文句を言ったり、クレームをつけたりすることは一切しないが、さすがに態度が悪すぎたので、店を出てから「星●珈琲」のカスタマーセンターの電話番号を調べたら、設置されていなかった。

タイトルとURLをコピーしました