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BUNKAタブー的共同親権講座:米山隆一連載8

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『実話BUNKA超タブー』誌で連載中の衆議院議員米山隆一氏の時事コラムを実話BUNKAオンラインにもアップ。今回のテーマは共同親権の導入について。賛否両論ある共同親権ですが、米山議員はどのように捉えているのでしょうか。

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第8回:BUNKAタブー的共同親権講座

共同親権の導入を柱とする民法改正案が、5月17日の参議院本会議で可決・成立しましたので、BUNKAタブーの読者の皆さま向けに、少し解説させて頂こうと思います。

尚、表紙を見れば一目で分かる通り、BUNKAタブーには素敵なお姉さんの写真がふんだんに使われておりますので、読者の多くはそういうものが好きな方、更にはこの本を手に取って読める環境にあられる方──すなわち独身の男性でこれから素敵なお姉さんと御付き合い/(新たに)結婚したいと思っている方だと思われますので(勿論そうでない方もおられるでしょうが)、その前提でお話しさせて頂きます。

さて、これから結婚する(したいと思っている)であろう方にこんなことを言うのは恐縮ですが、すべてのものに終わりがあるように、愛にも終わりがあります。恋愛中は「恋は盲目」「痘痕もえくぼ」で、すべてが素晴らしい存在に見えた恋人と想いかなって結婚した後に、お互い「百年の恋も冷める」瞬間に次々と遭遇し、最後に「永遠を誓った二人が永遠にサヨナラ(BYE!MY BOY! the brilliant green)」になることは、決して稀ではありません(現在の日本の離婚率は3割程度です)。その時、二人だけなら「サヨナラ」で済みますが、子供がいるとそうはいかず、誰が、どのように子供を育てるのかという、大きな問題が残ります。

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その際、今までは「単独親権」と言って父母のどちらか一方が親権を持って(9割が母)子供を養育し、もう一方の親(9割が父)は養育費を払ったり面会交流をしたりするけれど、親権はないという制度だったのですが、今般の民法改正で、双方の親が離婚後も共同で親権を持ち、責任をもって養育する「共同親権」を選ぶ(協議離婚のときは当人同士、裁判離婚のときは裁判所)ことが可能になった訳です。

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