PR
PR

呂律の回らない真木よう子が心配:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載506

連載
連載
PR
PR
PR
PR

第506回 呂律の回らない真木よう子が心配

俳優の真木よう子が2月28日放送の『だれかtoなかい』に出演。Netflixのドラマ『ONE PIECE』でロロノア・ゾロ役を演じる新田真剣佑を見て大ファンになったと語り、真剣佑の魅力を尋ねられると「エロいんです」「41(歳)にして初めて孕ませられると思ったんです」と回答。その後、真剣佑本人が登場してからも、興奮のあまり「私と友達になってもらえますか。(中略)そういう友達じゃないですよ」と言ったり、放送禁止用語などを口にしたりしたため、ネットでは「はしゃぎすぎ」「これもセクハラにあたるのでは?」といった声が。

さらに、この『だれかtoなかい』放送中にインスタグラムで行っていた生配信で、「真木よう子が(番組の影響で、Xの)トレンドになっている」というコメントが寄せられると、手に持っていたピーポくんのぬいぐるみを床に叩きつけ、「観るなよ! 観てほしいものは観てくれなくて、観てほしくないものだけ観る!」と絶叫。

一方で、『だれかtoなかい』放送中に、お笑い芸人の岩橋良昌が「あ、俺をエアガンで撃った人だ」とXに投稿。その後、岩橋があらためて「あの時俺をエアガンで撃った真木よう子と平成JUMPの中島! 俺んとこに謝りに来い!!!!」と投稿し、真木は今度はTikTokのライブ配信で「すごいね、エアガンのこと信じてる人いるんだ」「名誉棄損とかで、その人をもっと追い詰めるようなことって、私はしたくないんで。ちゃんとその人が自分の本当の姿に戻れるまで応援していきたいと思いますね」と疑惑を否定しているわ。

と、ここへ来て急激に「お騒がせ女優」化しているように見える真木よう子。

『わたしたちの教科書』とか『SP』とか『最高の離婚』とか、真木よう子の出演ドラマをかなり観てきた(そして俳優としての真木よう子、結構好きだった)アタシとしては、ちょっとびっくり……してるけど、真木さん、もともとはっきりした性格で、お酒が好きなイメージもあるので、意外性はないわね。あと、『ONE PIECE』の真剣佑が妙にエロいというのもわかるし(正直、『だれかtoなかい』に出てきた素の真剣佑には、やはりあまり魅力を感じなかったわ……)、「観てほしいものは観てくれなくて、観てほしくないものだけ観る!」と言いたくなる気持ちもわかる。

ただ心配なのが、ドラマでもライブ配信でも、やや呂律がまわっていないように感じられる点と、感情の制御がうまくできておらず、顔もむくんでいるように見える点。お酒などの影響かもしれないけど、脳になんらかの問題が生じている可能性もゼロではないので、できればちゃんと検査を受けてほしいわ……(余計なお世話かしら)。

 

<水曜日掲載>

画像/TikTok、真木よう子アカウント(maki3393)より

 

PROFILE:
エスムラルダ(えすむらるだ)
1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

 

 

 

 

↓連載記事はこちらから↓

タイトルとURLをコピーしました