第533回 好感度が急上昇中のやす子が心配すぎる
8月31日と9月1日、2日間にわたり日本テレビ系列で放送された「24時間テレビ」、みなさんはご覧になったかしら?
近年、ただでさえ「偽善っぽい」「感動ポルノ」「酷暑の中、チャリティマラソンをやらせるのはいかがなものか」といった批判の声が高まっているうえ、日本テレビ系列の日本海テレビの局長が同番組への寄付金などを10年にわたって着服していたことが発覚したり、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、例年、旧ジャニーズ事務所のタレントが務めてきたメインパーソナリティーが廃止になったり、1978年の番組開始以来テーマとして掲げられていた「愛は地球を救う」が「愛は地球を救うのか?」に変更されたりと、悪い意味で話題になることが多かった、今年の同番組。アタシ自身はあまりにも忙しかったこともあり、今年は1分くらいしか観られなかった(たまたまテレビをつけたら、ちょっと素敵な男性が出ていたので思わず観てしまったんだけど、それはやす子ちゃんの自衛隊時代の恩人だったわ)んだけど、視聴率は歴代ワーストだった昨年よりも1%前後上昇したそう。「悪名は無名に勝る」じゃないけど、悪評が立ったからといって、視聴率が下がるわけではない。世の中、本当にままならないわね。
ちなみに、世帯の瞬間最高視聴率はやす子ちゃんのチャリティマラソンのゴールの瞬間で、25.4%。募金額も、「児童養護施設に届ける」ことを目的としたやす子ちゃんのマラソン募金だけで4億3801万円と、昨年の募金総額の半分以上に達しているとのこと。これもう、日本テレビはしばらく、やす子ちゃんに足向けて寝られないんじゃないかしら。
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