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漫画村で17億円の賠償命令が出た男=星野ロミが語るエロサイトの裏側

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寄生虫作戦とは、XVIDEOSの動画をShare Videosを経由させ表示するというもの。

「エログの動画紹介記事にうちのタグを埋め込んでもらうことで、XVIDEOSの動画がShare Videosの動画として再生される仕組みを作ったんです。その代わり、エログの運営者には1再生ごとに報酬を支払うシステムにしました。今までは動画を紹介してもXVIDEOSから1円ももらえなかったのに、Share Videosはお金をくれるらしい、ということでみんな埋め込んでくれたんです」

こうしたネット系の人々は他人と関わらず、孤軍奮闘しているイメージが強いが、アダルトサイト界隈は人間臭い部分もあったそう。

「『動画エロタレスト』という日本一のアンテナサイトが開催しているパーティーが度々ありました。基本的にアダルトサイトはエロタレストからアクセスを誘導してもらったり、サイト同士でリンクし合ってアクセス数を稼ぎます。そういうパーティーで名刺を交換して人脈を広げるんです。だから、弱小サイトの管理人ほど参加して媚を売る。僕はそういう『星野さん、尊敬してます!』みたいなのは、気持ち悪いと感じていましたね。まあ、招待されませんでしたけど(笑)」

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同業者との互助など無用なほど星野氏のサイトは莫大なアクセス数を稼いでいたということだろう。そんな巨大サイトの初期投資はいかほどなのか。

「外注すると1000万円くらいかかりますが、僕はプログラミングができるのでサイトは自分で作りました。初期投資はサーバー代の1万円くらいです」

格安の予算で成長したShare Videos。星野氏によれば、ユーザーの性癖はモロバレなのだとか。

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