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『テコンダー朴』原作者白正男による正しい歴史認識と人権思想講座 第5回『すずめの戸締まり』に隠された日本帝国主義の野心

『テコンダー朴』原作者白正男による正しい歴史認識と人権思想講座 第5回『すずめの戸締まり』に隠された日本帝国主義の野心 連載
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日韓首脳会談後、尹錫悦大統領が岸田文雄総理と共に銀座の煉瓦亭を訪れたことについて、野党「共に民主党」の幹部が尹大統領を批判している。批判の理由は「店の場所が関東大震災の時に朝鮮人虐殺が発生した場所に近い」「煉瓦亭が創業した1895年は乙未事変(日本人による韓国王妃殺害)が起きた年」というもの。煉瓦亭と関東大震災や乙未事変を結びつける野党幹部の発言は、スラムダンクと日本帝国主義を結びつけるのと同レベルの牽強付会だとこの記事は皮肉っているのだ。記事全文を確認もせずに脊髄反射でヘイトコメントした人たちは、ひろゆき風に言えば「この人たち、全員バカです」。

『すずめの戸締まり』ヒットへの複雑な思い

韓国では3月8日から上映が始まった『すずめの戸締まり』も『ザ・ファースト・スラムダンク』に迫る勢いで大ヒットを記録しているが、自分は心の片隅が複雑な気持ちになる。『すずめの戸締まり』という作品は日本の帝国主義的野心を隠しているからだ。

その根拠は「岩戸鈴芽」という主人公の名前。「岩戸」は天の岩戸のことで、天皇のいない世界は闇、天皇を太陽神として崇めよ、という天皇制ファシズムのプロパガンダ。「鈴」といえば戦国時代の鉄砲集団・雑賀衆を率いた鈴木氏が想起される。雑賀衆は文禄・慶長の役に参加している戦犯集団。朝鮮半島再侵略を企む日帝の野心を警戒せざるを得ない。「芽」は萌芽であり、萌芽とは草木が芽を出すことで、転じて物事の始まりという意味も持つ。つまり「岩戸鈴芽」は「天皇制ファシズムと朝鮮半島再侵略の始まり」を意味するのだ。『すずめの戸締まり』には日本帝国主義の野心が隠されているのは確定的に明らか。とか言ってみるテスト。

 

文/白正男
写真/作品ポスター
初出:実話BUNKAタブー2023年6月号

PROFILE:
白正男(はく・まさお)
職業:義士、漫画原作者。出身成分:核心階層(抗日戦士)。正しい歴史認識と人権思想を啓蒙するため、本誌連載作品『テコンダー朴』の原作を担当。

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