まぁそんな図太さが人生絶頂期の蛭子さんにはありましたね。こちらは「死んだら」とは言い返しませんが、蛭子さんが本格的に芸能界に入った時に漫画は断筆すれば良かったのにと実は思ってました。
或いは蛭子さんが死ぬんだったら8冊目くらいの単行本が出たあたりだったでしょうね。そうすりゃ今頃「伝説の天才漫画家」とまつりあげられてたでしょうよ。
ーーなあんて話を蛭子さんとカツ丼食べたり、昔ながらの喫茶店でコーヒー飲みながらたまには以前のようにくだらないことをお喋りしたいもんです。(談)
幻の「ダメ。ゼッタイ」漫画:根本敬の「蛭子能収タブーなし!但し『ぼぼ』は禁句」連載4
最後の展覧会:根本敬の「蛭子能収タブーなし!但し『ぼぼ』は禁句」連載2
PROFILE:
根本敬(ねもと・たかし)
特殊漫画家、エッセイスト。1981年に、『月間漫画ガロ』で漫画家デビュー。代表作に、漫画では『生きる』『怪人無礼講ララバイ』『龜ノ頭のスープ』、活字本では『因果鉄道の旅』『人生解毒波止場』など。