『水は答えを知っている』
大谷の番組によく出演する医学者で東京大学名誉教授の矢作直樹は死後の世界の実在を主張しており参政党とも関わりが強い人物だが、新型コロナは仕組まれたものであるという説を唱えていた赤尾由美、パン有害説・小麦有害説で知られる歯科医・吉野敏明といった初期の参政党メンバー（現在は離脱）の出演も見られる。それ以外のゲストとしては、歌手の加藤登紀子とその娘のシンガーソングライターのYae、ミュージシャン・文筆家で京都造形芸術大学創造学習センター教授の谷崎テトラ、EM菌の吉田俊道、胎内記憶・前世記憶の第一人者である医師の池川明、参政党DIYスクール講師で右翼活動家の葛城奈海、波動カウンセラーであり数霊セラピストの吉野内聖一郎、宇宙語スピーカーの八ヶ岳の魔女Mei、宇宙の源・ゼウ氏のトランスチャネラー・優花と有名無名問わず多彩な顔触れが並ぶ。宇宙語やゼウ氏については私もよくわからないが……。とにかく、いろんなところとつながっている印象だ。加藤登紀子の紹介文が「ジブリ『紅の豚』声優」なのはさすがに変だと思うが、こういう随所に見られる雑さがつぶつぶグランマの持ち味なのだろう。
また、過去のブログには「薬やワクチンや注射（化学物質）を避ける」といった主張があり、新型コロナワクチンだけではなく、ワクチン全般、それどころか現代医療を否定しているかのようだ。
問題のある主張の多い人物であり、界隈だと言ってもいいと思う。
現在、ローラが農業を学んでいる「おおしま農縁」（まず、「農縁」の「縁」の字がきついのだが）は大谷の活動に影響を受けた人物が経営しているものであり、ローラが大谷の界隈にそうとう取り込まれているのではないかという推測ができる。
日本の食料自給率の低さや農薬問題に対する思いから農業をはじめるというのは、ローラの善意からきているものなので、あんまり面白がったり、叩いたりするのもどうかとは思うが、さすがにあの界隈はよろしくないのではないかと思う。雑穀食以上の影響を受けないうちに離れてくれるのが望ましいが、まあ、そう都合よく物事は進まないわけで。
