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八王子の怪〜萩生田光一と深田萌絵の謎バトル〜:ロマン優光連載344

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344回 八王子の怪〜萩生田光一と深田萌絵の謎バトル〜

6月1日、東京の八王子警察署に大勢の人々が押し寄せ、近隣の住人(おそらく警察署の人々も)を困惑させる事態が起こった。集団は自由民主党所属の衆議院議員・萩生田光一氏による「脅迫行為」に対して被害届を提出しようとしたのだが、その中心にいたのがITジャーナリストの深田萌絵氏である。

ここまで読んで意味がわからないと思った人、それが普通である。書かれた状況を理解して反応できる人というのは、深田萌絵氏を熱烈に応援している、もしくは熱烈に攻撃している人、そして陰謀論ウォッチャーの人々ではないだろうか。

まず、萩生田氏のことは統一教会とか裏金の話で知っていても、深田萌絵氏がいったいどういう人なのか知らない人の方が多いだろう。一言でいうと、反ワク陰謀論界隈で熱烈に支持を集めている人物であり、「女子トイレを守る会」の代表をつとめ、反LGBT的な活動も行っている人物だ。

2023年のパンデミック条約に反対する超党派WCH議員連盟(自民党の平沢勝栄、立憲民主党の原口一博氏、参政党の神谷宗幣氏などが役職についている)の会合や、2024413日に東京で行われた19000人を集めたと一部で主張されている(現地で取材したライターで陰謀論ウォッチャーの黒猫ドラネコ氏によると実際は5000人ほどだという)右翼系団体主催の「パンデミック条約反対、ワクチン接種中止」を呼び掛ける集会とデモに反小麦論で知られる元・参政党共同代表の吉野敏明氏(現在、橋下徹氏から名誉棄損で提訴することを検討されている)、日野市議会議員・池田利恵氏と共に参加するなど界隈での注目を集めてきた。

WCHというのは世界的な反ワクチン団体であり、2024年の集会にも協力している、この集会には須藤元気氏も姿を見せた。原口氏は不参加なものの、深田氏とこの集会をとりあげる配信を行った。

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そんな深田氏がなぜ萩生田氏に対して脅迫行為で被害届を提出しようとしたのだろうか?

それは萩生田氏に名誉棄損で刑事告訴されたからである。

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