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60本目・『ギャング対ギャング』後編:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載123

連載
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話それますが久々の映画監督復帰となった『ゲンセンカン主人』のある役の配役を決めようとしていたとき、すでに配役されていた私が、

「沢彰謙さんはどうですか?」

おそるおそる言うと石井さんは、

「さあ。どっかで生きてるんじゃないの?」

さらりと答えた。

石井輝男さんのピリッとしつつもさらりとしたクールさを体感した最初の出来事だったです。

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で、『ギャング対ギャング』のときも沢彰謙がもともとは組織のボスだったが沢彰謙をやっつける側がいい人に見える作用がありますので暴力でその地位を奪い取った丹波哲郎はそんなにいやなやつにも見えなかったという。そしてその丹波に追従する高英男、成瀬昌彦もいやなやつはいやなやつなんですがそういやなやつでもないという、そう見えます。

これは大きい!

その丹波と対立する鶴田浩二、そして三井弘次率いる謎の三人組(三井、三田佳子、梅宮辰夫)、誰が潰されて誰が生き残るのか、まったくわからない超おもしろい物語が展開されるわけですが、ふつうだと悪者一味と言える丹波グループが初手で沢彰謙を倒していることで悪者風味が薄い。丹波哲郎の持ち点もあるでしょうが。

ま、とくに見るべきはウルトラセブンのロボット長官・成瀬昌彦のおもしろい役柄、三田佳子の現代的なかわいらしさ、そして三井弘次の渋さ1000%!

 

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