32本目・『荒野の処刑』
ひとつのクラスに学級委員が20人、そして風紀委員20人ぐらいいる感じだ。いま、たいへんつまらない世の中だと思う。学級委員、風紀委員、あるいはミス〇〇、ミスター〇〇になった知人も多い。そんなに目立ちたいか? そんなに数字が欲しいか? カネが欲しいか? ましてや、なんだろうね。名誉? ほめられたいの? 良い人だと思われたいの?
くだらん。
くだらない。
まったくくだらない。
おもしろくない。
そんなとき、人は(私は)旅に出たい。帰ってくることのない旅だ。
だが現実には難しい。そんなとき、人は(私は)ビデオを見たくなるのである。話題にもなってない、聞いたこともない、見る必要などどこにもない、出演者も誰一人知らないビデオを見たくなるのだ。それは、それが帰ってくることのない旅ににているからだ。
この映画。
まったく知らなかった。見たのは5年ぐらい前だろうか。8年ぐらい前かもしれない。廉価DVDで買って、見た。新品で380円ぐらいだった。
大当たりであった。
主役チームの女性が美しかった。まさかの乳首が出た。乳首も美しかった。