PR
PR

選挙ウォッチャーちだいのサンダル発言:ロマン優光連載387

連載
連載
PR
PR

実際に国会前のデモに参加した人の中からも、自分はサンダル履きで参加していたという発言もあがっていたわけで、100%はさすがに嘘だろう。

職業によってはサンダルで仕事をしている人もいるだろうし、オシャレで高いサンダルもあるのではとも思う。

しかし、問題はそういうところにあるのではない。

問題に思ったのは、まともな人間は靴を履いているもので、サンダルを履いているのは異常な奴と受け取れるような粗雑な文章だったからである。

私のように好き好んでサンダル履きで小汚い服装をして歩いている人間もいるが、やむにやまれぬ事情でそういう服装しかできない人もいるわけで、そういう服装の人間はまともではないと受け取れるような書き方はどうかと思うわけである。

この発言の背景に、河合ゆうすけ氏の排外主義やデマをまき散らす活動の現場にあらわれる彼の支持者など、そういう現場に現れる排外主義やそういったデマを支持している人にそういう人が多いということがあるのは理解している。そういう人のサンダルはオシャレなものではないだろうということも。

しかし、彼らが批難されるべきところは、その思想やそれに基づいた言動であり、その身なりを揶揄するのはどうかと思う。

排外主義者の中には高学歴・高職歴・高収入でオシャレな人も多数いるわけで、そういったタイプだと現場で自分の姿をさらすようなリスクのある行為をする人は少ないだろうし、主語を大きくして、そういう思想を持つものはみんなそうであるとみたいなことを言って相手を馬鹿にするのも得策ではないような。

PR

それに、特定の服装を悪しき集団と見なしたものに結びつけて発言するのは差別的であると批判されても仕方がない。

身なりでその人の思想を決めつけるようなことをいうもんじゃないのである。

あと、そういう身なりのおじさんは反戦デモに参加するのは好ましくないと言ってるようにも読めてしまうわけで。

そういう意思をもっているなら、オシャレな靴を履いた若い女性であろうが、汚い身なりのおじさんだろうが反戦デモに参加していいのであり、参加者を狭めるようにとれる発言はどうかと。

(前提として、言動ではなく見た目を取り上げて相手を攻撃するのは良くないとのだが)ちだい氏がサンダル履き自体を攻撃しているのではなく、排外主義活動をしている人間を攻撃するのに彼らの服装に見られる特徴を持ち出してきて彼らを馬鹿にするために発言しているのはわかる。

でも書き方が雑なので、そう読みとれない人がでてくるのは仕方がない。

現場やSNSの直リプや引用で低レベルな攻撃をされたら、同じレベルで相手に返してやりたいという気持ちになるのはわかるし、現場のコミュニケーションとしてはそれが効果的な場合があるのはわかるのだけど、あのデモに関する発言はそういう場での発言と同じものにしてはダメだと思う。

それをデモに関する言説の中でわざわざやる必要はないし、今回のデモという大きい場を利用してそれをやっている形になってないだろうか。

これまでのデモで見られなかったオシャレな若い女性が多く参加しているということを今回のデモの特質として伝えたかったところもあるのは、他の投稿も参照しながら読めば理解できるのだけど、相手を馬鹿にする部分が前面に出すぎなのである。

あと、「女子」も指摘されるところだと思う。

タイトルとURLをコピーしました