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「某芸人の痛ファン」騒動で思ったこと:ロマン優光連載286

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286回 「某芸人の痛ファン」騒動で思ったこと

編集氏から「某芸人の痛ファンについてはどう思いますか」みたいな連絡があった。X(旧Twitter)上で話題になっていた件だ。いっとき、自分のTLでもよく見かけた話題である。

件の彼が書いているnoteがある種のオタクの内面を非常にわかりやすく文章化しており(彼のような考え方をしてしまうオタクも珍しくはないが、あのように解像度が高い内心の吐露は珍しい)、言及がしやすかったことが話題になることに繋がったのであろう。若い人であり、確かに変わった感覚の持ち主だが、単なる若さゆえの未熟さという部分もあるし、多数派ではない独自の感覚の持ち主が他人や社会との距離感を学習していく過程でおこった悲しい事故というのが個人的な認識だ。騒動の経緯を細かくあげて論評する必要性を感じない。加害を与えるつもりはないのに他人に加害を与えて嫌われるという、本人にとっても望ましいものではない状況がなくなることを祈る、それぐらいのことしか言えない。

とりあえず、本人や他のファンに伝わる場所でああいったことを発言したり、わざわざ本人サイドに直接伝えたりするようなことを辞めさえすれば、その考えが広く受け入れられるかどうかは別として彼がどういうことを考えようと自由ではあるし、その考え方が変わっていくかどうかは本人の問題だ。ただ、誰かを不用意に傷つけたりしないで、推し活を楽しくやっていけるようになればいいと思う。本人のためにも。

だから、自分がこれから書くのは、この騒動に触れたことで考えた、生身の人間を対象とした本人認知が得られるような規模の現場でのオタ活についてであり、特に彼という個別のケースについて言及するものではない。

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顔ファンでも問題ない

とりあえず、無理をしてまでオタ活をするのは辞めたほうがいい。まあ、当たり前のことである。お金とか時間で無理をすると生活が破綻するからよくないという話もあるが、それだけではない。メンタル的な問題、我慢の問題がある。

自分は地下アイドルオタクであり、そこで見聞きしたことを例にして考えていきたい。

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