「マンガワン」問題と絡めてたりして、小学館自体と関係が悪化したのではと考える人もいたが、同じ小学館の学年誌『小学一年生』では『ドラえもんひみつ道具百科』として藤子プロ主審者による新作の連載が続いているし、小学館発行の他の雑誌『幼稚園』『てれびくん』『コロコロイチバン!』でも掲載は続いているようなので、あくまで『コロコロ』編集部の問題ということだ。
しかし、重複掲載だけでここまで関係が悪化するものだろうか。以前から何かあったとか、重複掲載の際の対応に問題があったとしか思えない。
そこに山中氏の投稿があったわけである。
あくまで山中氏が言ってるだけで真偽のほどはわからないし、現状では小学館や藤子プロからこのことについて何らかの声明が出たわけではない。
しかし、そうとうな真実性のある情報として多くの人に受け取られているわけで、そこまで失礼なことがなければああいうことにならないであろうと納得している人が多いということである。
新人編集者による楳図かずお先生に対する暴言、『金色のガッシュ!!』原稿紛失問題、『セクシー田中さん』問題、『シテの花 –能楽師・葉賀琥太朗の咲き方–』が人気作品であるのに担当編集の入稿の遅れ(入稿を忘れていたため)が原因で掲載順が後ろになっていた問題(無断で台詞改変もあった)と、昔から編集者が漫画家をないがしろにする問題が小学館の漫画編集部では起こっており、「マンガワン」問題も含めて一部のネット民からは信用がないというのもあるだろう。
各編集部は独立したものであり、一人の編集者や一つの編集部が起こした問題を全体がそうであるかのように言うのは違うのではないかとも思うが、これだけ同一傾向の問題が起こると小学館全体、他の編集部も含めた問題があるように思う人がいても仕方がない。
もし、山中氏の発言が事実と違うのであれば、小学館は声明を出して抗議し、説明すべきだろうし、そうでないと山中氏の発言が「事実」として世間に定着してしまうことになるだろう。
別にそれをやる義務はないし、もしかしたら、それを明らかにできない事情があるのかもしれないが、今回のケースで黙っていることは「コロコロ」編集部や小学館(特に漫画誌の編集部)にとってマイナスになるということだけは言えると思う。
なんであれ、そうとう藤子プロを怒らしたということだけは確かなのである。
