故ジャニー喜多川による性加害行為が世界中を揺るがすなか、ノンフィクション作家本橋信宏による『僕とジャニーズ』が緊急出版された。本橋は、ジャニーの性加害を暴いた初の告発本『光GENJIへ』のゴーストライターであり、この本を仕掛けたのは“全裸監督”村西とおるだった。当事者が亡くなり、ようやく社会を揺るがしているジャニー喜多川の性加害問題。35年前、初めて告発した2人はいま何を思うのか。
PROFILE:
村西とおる(むらにし・とおる)
1948年福島県生まれ。「昭和最後のエロ事師」「AVの帝王」の異名を持つアダルトビデオ界の巨匠。1980年代のAV黄金期を築き上げる。制作したAVの本数は3000本以上。「駅弁」「顔射」「ハメ撮り」の生みの親。自身の半生が描かれたNetflixドラマ『全裸監督』が世界的に大ヒットし、Netflixジャパンの代表作に。
PROFILE:
本橋信宏(もとはし・のぶひろ)
1956年埼玉県生まれ。ノンフィクション作家。著書『全裸監督 村西とおる伝』がNetflixで2回に渡りドラマ化、全世界で公開され大ヒットを記録。『出禁の男 テリー伊藤伝』(イースト・プレス)など著書多数。『僕とジャニーズ』(イースト・プレス)が緊急出版される。