第22回 暖かくなったら客が増える説
ついに春、3月です。メンエスのお客さんも暖かくなるにつれて増えてくるという説もあるので信じるとしましょう。少なくともコロナワクチン陰謀論よりは信憑性は高いかと。
そんなささやかな期待を胸にいだきながら迎えた3月の結果は…。
月の収支がマイナス12万700円!
10万円以上の赤字なのでヤバいと思うかもしれませんが、先月がマイナス16万5100円、先々月がマイナス19万4800円だったので、およそひと月毎に3万円ずつ改善しているとも言えるのです。正直、店が良くなったのではなく、暖かくなってきたから自然に客が増えただけという疑念は拭えませんが、ひとまず赤字が少しでも減るだけで心が軽くなります(ただし累積赤字は590万4200円ですが…)。
妄想で気が楽になっていても仕方ないので、実際のところを受付代行をお願いしているジェードの瀧社長に聞きたいと思います。ジェードでは80店以上のメンエス受付代行をやられているので、必然的に他の店の客の動向も把握できるのです。
瀧社長、ふくらみカルテ以外も3月はお客さん増えているんでしょうか?
「もちろん他店も暖かくなってからはお客さん増えてます。それはともかく『ふくらみカルテ』さんは取りこぼしも多いので、実際はもっと良い結果になっていてもおかしくなかったと思いますよ」(瀧社長・以下同)
え? どういうことですか?
「セラピストの出勤がないときの問い合わせや予約の重複もありますし、なによりセラピストさんに起因するキャンセルが多かったのが残念です。具体的には当日欠勤や遅刻によるキャンセルですね。他の店では正直、ありえないレベルです。あと報告もなくセラピストさんが勝手に買い物に出たりということもありましたし、老婆心ながら言わせていただけば、もう少しルールを徹底したほうがいいと思います」