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漫画村で17億円の賠償命令が出た男=星野ロミが語るエロサイトの裏側

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数々の人気漫画をタダで閲覧可能な状態にしていた「漫画村」に、ついに賠償命令が下った。その額、なんと17億円。社会問題となったこのサイトを作ったのが星野ロミ氏だが、実は漫画村以外にもShare Videosという国内最大規模のアダルトサイトを作っていたことはあまり知られていない。星野氏にアダルトサイトの裏側と今後の展望を語ってもらった。
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漫画村の影に隠れた巨大サイト

かつて、一世を風靡した「漫画村」。

無料で海賊版の漫画が閲覧できた同サイトは、当然ながら出版社や漫画家などから猛抗議を受け、国会でも取り上げられるほどの社会問題に発展した。その結果、2016年に開設された漫画村は18年4月に閉鎖。元運営者として当時27歳だった星野ロミ氏は逃亡先のフィリピンで逮捕され、著作権法違反などの罪で懲役3年の実刑判決が下された。

そして昨年、お勤めを終え、シャバに戻った星野氏を待ちかまえていたのは、「KADOKAWA」「集英社」「小学館」という日本を代表する大出版社3社が19億円あまりの賠償を求めた裁判。その判決が4月18日に下されたわけだが、その結果が、なんと17億3600万円の賠償命令である。

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そんなとんでもない額の賠償を命じられてしまった星野ロミ氏が以前、「Share Videos」という巨大アダルトサイトを運営していたことを知っている読者は少ないだろう。

Share Videosは、1日で1000万PVを叩き出し、月間2000万円以上の収益があった巨大サイト。無料で見られるアダルトサイトとして、国内トップシェアだったという。

今回は星野氏に「個人情報は漏れているのか」「どうやって稼いでいたのか」など、賢者タイム中にふと思ってしまうアダルトサイトへの疑問をぶつけてみた。

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ユーザーの性癖はすべてバレる

まずShare Videosの仕組みを星野氏はこう語る。

「当時のアダルトサイト業界は『XVIDEOS』が頂点にいて、その下に無数の動画紹介ブログ(エログ)がありました。エログはXVIDEOSの動画をブログ内に埋め込んで紹介し、アクセス数を稼いでいたんです。今さらエログを作ってもしょうがないし、XVIDEOSのような動画共有サイトを新規で立ち上げても勝てない。そう思って、導入したのが寄生虫作戦です」

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