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アメリカの中間選挙に変な反応をする日本人:ロマン優光連載416

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416回 アメリカの中間選挙に変な反応をする日本人

アメリカの中間選挙、結果として民主党の大勝となったわけだが、トランプ政権がこれまでやってきたことがひどすぎると思っていた人たちが想像以上に多かったと言う事だろう。テキサスまで民主党が勝つとは思ってなかったが、トランプが世界規模でやらかしてきた様々な出来事とあきれるしかない妄言の数々を考えるとちょっと爽快な気分になる。

共和党を支援するため、4億7400万ドル(約751億円)も政治資金として拠出していたイーロン・マスク氏。

テキサスには彼の企業であるテスラやスペ⁠ースXの拠点があり、1億6000万ドル(約253億円)をテキサスでの選挙に投じていたのだが、民主党のジェームズ・タラリコ候補が当選し、結果はマスクが応援していたケン・パクストン候補は敗北。

選挙が終わってから、マスクは共和党に投票するように呼びかけるものなど、共和党を支持するXの投稿を大量削除。 “Talarico hates Texas and America”(タラリコは反米で反テキサス)、“Talarico is a far left extremist”(タラリコは極左の過激派)、“Talarico will vote to take away your children and transition them”(タラリコはあなたの子供たちを奪い、彼らを性転換させることに賛成票を投じるだろう)“Talarico is a creep”(タラリコは変質者)“There is something deeply wrong with Talarico”(タラリコは根本的に異常なところがある)といったタラリコ氏に対するデマや彼を誹謗中傷する投稿は今でも確認できるが、11月3日以降は彼に対する言及は確認できなかった。

タラリコ氏が精神科で治療を受けていたというデマをRPするなど、相当この選挙に力を入れていた様子のマスク氏。

事業のために自分に協力的な政治家が欲しいというのも当然あるのだろうが、民主党の議員が議会の多数を占めることで、ウクライナでのスターシールドの通信制限に関する疑惑、自分の企業と政府との契約に関する疑惑、DOGE(政府効率化省)での活動の内容が調査されることを恐れてというのも大きいのだろう。

まあ、利益とか保身を除いても、単に「意識の高いリベラル」が嫌いというのもあると思うが。

まあ、なんであれ自分以外の人間を全て見下しているようなイキった不快な金持ちの代名詞のようなイーロン・マスクが思い通りにいかなかったのを見るのは気分がいいという人も多いだろう。

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